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うちの子、立体図形が得意?

図形の練習問題2011年02月07日12時26分
盆梅のお知らせを駅で見かけます。

お元気ですか?

2月というのに先週とうってかわって、暖かい日々です。

さて、今回はいきなりチェック問題です。

【問題】
立方体の見取り図を、ノートに描いてください。
見取り図ですから、見える辺は実線で、見えない辺は点線で描きましょう。

前々回の図形チェックでも書きましたが、
お子さんの描かれた図の大きさや線の描き具合はどうですか?

今回は立体図形の作図からわかるチェックポイントです。

立体図形の問題が得意になる上で欠かせないのが、
「見取り図」です。

もちろん、展開図や投影図も大切なのですが
2011年 灘中入試 2日目算数-4番のように、
投影図から見取り図を描きおこすことで正解が得られやすくなる問題は
最難関中や算数が難しいとされる学校ではよく出題されています。


さて、低学年のお子さんのチェックポイントは、
1.向かい合う辺が平行か?
2.向かい合う辺の長さが同じ長さになっているか?

の、2点です。


少し条件を厳しくすれば、
3.てきぱきと短時間で描くことができたか?
4.定規がなくても描けるか?

の、2点が加わります。

4年生以上のお子さんのチェックポイントは
これら以外の次のポイントがさらに重要です。

それは、図形の手前にある線と奥にある線が交わって見えるところです。


私が関わらせていただいたお子さんで、図形が得意なお子さんは
見取り図を描くときに、このような描き方でした。

もちろん制限時間の短いテストなどのときは別ですが…。

では、このようなことができることが
なぜ図形問題の出来にかかわるのでしょうか?

もちろん、立体感が強調され、空間把握がより確かなものとなり、
問題を解くときの気づきやすさが増すことや勘違いなどの間違いを防ぎやすくなります。

そして何より、 このような描き方をするお子さんは、
1.自分にとって難しいと感じたときに腰を落として問題に向かえている。
2.自分にとってやさしいとわかる問題には、あえて丁寧な図を描かない。
というった共通点
が見受けられます。

平面図形の場合も、立体図形の場合もこのようなちょっとした作図上の差が
問題正解率を高め、テストでの得点の安定度が増すんだろうと思っています。

図形の練習問題2011年02月07日12時26分
主任相談員の前田昌宏
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である前田昌宏が算数の面白い問題や入試問題を実例に図表やテクニックを交えて解説します。
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