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春期講習会、どうしよう…?

受験算数と塾の使い方2011年03月22日16時27分
暑さ寒さも彼岸まで。

お元気ですか。

春のお彼岸も過ぎ、瞬く間に春期講習会の時期が来ました。

はやくも受験学年の六分の一にやってきたわけです。

6年生の春期講習は塾によって様々です。

5年生の復習をする塾。
6年生の2月、3月のおさらいをする塾。
いままでどおり6年生のカリキュラムを進める塾。
志望校別特訓の色合いが濃い塾。

スケジュールも千差万別ですが、
関西では1日5~6時間、6~9日間が一般的でしょう。
br /> お子さんはどんな塾に通っていますか?

さてこの春期講習についてお母さんから受けるご相談があります。

「春期講習、受けなければいけませんか?」

受験生が春休みにするべきことは何でしょう。

実は、春休みは自分の弱点や苦手の解消に取り組む最大で、最後のチャンスなのです。

進学塾の6年生は土曜日や日曜日はもちろん、
祝日にも特別授業や模擬テストなどがあり、
「休日」と呼べる日がありません。

春休みの春期講習、夏休みの夏期講習、冬休みの冬期講習と
長期休暇時も同様です。

大晦日やお正月に特訓があることはテレビなどでもニュースになるので
ご存知の方も多いでしょう。

受験する6年生は大変なんです!

塾で授業やテストを受けると、
その度に何かの問題点が発見され、
授業やテストの後は宿題やテスト直しの他に、
見つかった問題点の解消にも時間が必要になるんです。

ですから、「過去の振り返り=5年生までに見つかった弱点や苦手の解消」にまで、
とても手がまわらないのです。
br /> では、「過去の振り返り」はどうすればよいのか?

選択肢は4つです。

1.睡眠を削減するなどして何とか時間を捻出する。
2.6年生の学習を消化・吸収することで、一気に解消を図る。
3.長期休暇中に解消する。
4.「なかった」ことにする。(目の前のカリキュラムに特化するということです。)

お子さんの状態と塾のカリキュラムによって決まりますね。

これまで比較的充分な睡眠時間が取れる家庭学習サイクルだったならば、
「1」を選ぶことが可能です。

6年生の学習単元が5年生と重なっていて、
しかもそれほど5年生とレベルの変わらないカリキュラムの塾に通っているならば、「2」。

春期講習の学習カリキュラムがお子さんにとって最優先の単元で無い場合は、「3」です。

塾のレベル方が高く、しかも拘束時間が長いのならば…。やむを得ませんが、「4」。

夏期講習や冬期講習は受験校の傾向にそった指導カリキュラムです。
しかし、春休みではまだそこまで仕上がっていないお子さんが多いので、
春期講習のカリキュラムは夏期や冬期に比べて軽い内容のものになりやすいのです。

そのため、春期講習を受講しないで自分のための弱点解消期間にするという
選択肢が生まれるのです。

「春期講習、受けなければいけませんか?」

この答えを出すために、
お子さんが最優先で取り組むべき学習単元が何かを、
過去の試験を引っ張り出し、今すぐ洗い出しませんか。

受験算数と塾の使い方2011年03月22日16時27分
主任相談員の前田昌宏
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である前田昌宏が算数の面白い問題や入試問題を実例に図表やテクニックを交えて解説します。
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