中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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弱点の補強はいつする?

受験算数と塾の使い方2012年03月12日20時32分
桜餅?


お元気ですか?
仕事場近くの和菓子屋さんで桜餅を買おうと思って…。、

そういえば関東と関西で桜餅って、違っていたんですよね。

関西風の桜餅には「道明寺」というお品書きがつけられていて、
あらためて東西の違いを感じた一瞬でした。

もっとも、両方とも買って食べたんですけど(笑)

桜餅は「春」の季語にもなっています。

この「春」からを受験生はどのように過ごせばよいのか?

そんなテーマで昨日、今日と世田谷区の成城駅前でセミナーを行いました。

特に算数で困っている新6年生のお子さんには、
これからの数カ月の過ごし方が本当に重要です。

入試から逆算してみてください。

どの学校を第一志望校とし、どの学校を併願とするかを
最終的に決めるのは12月ころでしょう。

その第一志望校に向けての傾向別特訓は9月には始まりますので、
夏休みまでにはその傾向別特訓の受講準備、
つまり基礎力の整備を完了しておく必要があります。

ですから、この3月~7月の活用方法が重要なんです。

日能研あるいは早稲田アカデミーなど四谷大塚系の塾カリキュラムは、
6年生の7月までかけてこの基礎力範囲の学習が続きます。

特に入試問題を解くために必要な「比の活用方法」は、
5年後半から6年前半で学習し、
夏期講習中にもう一度復習をします。

ですから現時点ですでに困り始めている又は困っているというお子さんは、
これらの「比の活用(面積比・速さと比など)」の理解と定着に
問題点が発生している可能性があります。

「夏期講習で復習」と書きましたが、
実際には「すでに理解や定着のできているお子さん」が「使い方の確認作業をする」ことを、
塾では「復習」と呼びます。

「弱点補強」ではないことに注意が必要です。

一方、SAPIX、浜学園、希学園などは、
5年終了段階でひと通りの受験知識の学習が完了し、
「中堅校の入試問題ならば、今でも解けます」と言われていますね

ということはこれからは「応用演習が中心になる」ということです。

想像して下さい。

現時点で困り始めている又はすでに困っているというお子さんに
「応用演習」を、それも大量にさせればどんなことが起こるかを…。

しかし、6年生は始まったばかりです。

今すぐにでも、そしてすぐにやって来る春休みの2週間を
「弱点補強」につぎ込むことができれば、まだまだ挽回も可能!

4月末からのゴールデン・ウィークも貴重な時間です。

その貴重な時間を最大限有効に使うためには何が必要でしょうか?

投入できる時間数が判明したあとにすることは…、

1.お子さんの弱点を具体的に書き出し、
2.どの弱点から解消していくかの優先順位付け、
3.どのレベルまで回復させることを目標とするか

この3点だと思います。

春休みまで2週間を切りました。

弱点補強をするならば、今すぐその準備に取り掛かりましょう。

資料は5年生時の「公開模試」です。

目安は、「100-目標校の合格80%偏差値」以上の「正答率」問題です。

もし、目標校の偏差値が58ならば、100-55=正答率45%以上の問題で
「旅人算」、「図形の規則性」のように「単元」でチェック!

準備の整った状態で夏を迎えましょう。


※次週から、また算数の問題そのものを見ていきますね!
受験算数と塾の使い方2012年03月12日20時32分

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主任相談員の前田昌宏
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である前田昌宏が算数の面白い問題や入試問題を実例に図表やテクニックを交えて解説します。