中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

TV、雑誌など多数メディアに連日掲載

中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 ホーム -> 主任相談員の中学受験ブログ -> 小川大介の中学受験合格を実現する逆算受験術 -> 個別指導の講師の日常 ->「明日への遺言」を見て

「明日への遺言」を見て

個別指導の講師の日常2010年09月04日08時46分
夏休みが過ぎましたが、残暑も厳しく、まだまだ夏を実感する日々ですが、
子供たちも先生も、一生懸命に今できることをがんばっています。

子供たちの成績が上がっていることはもちろんのことですが、
自分の学習状況を理解し、保護者の方も授業に参加することでコミュニケーションも深められ、
安心した表情で勉強してくれている子供が増えていることが何より楽しいです。


そんな日々を過ごしている中、私が最近心がけていることは、
小説を読むこと、
映画を見ること、
です。

方法論と解決策を考えるばかりでは、頭が固くなってしまいますから。


で、昨夜は「明日への遺言」を観ました。
故藤田まことさんが主演の映画です。
舞台は、敗戦直後。
藤田さん演じる岡田資(たすく)中将が、B級戦犯として裁かれる法廷です。
岡田中将は自らの法廷を「法戦」と呼び、戦中に起きたことがらの是非について、
進駐軍の検事相手に堂々と渡り合います。

自ら率いた部隊の責任を一身に背負う姿は、リーダーとしてのありようを強烈に示しています。
その品格ある姿勢に、アメリカ人の裁判官も、そして検事までもがいつしか魅了されていきます。

裁判の論点は、岡田中将の部隊が行ったアメリカ兵の処刑について、国際法に反するか否かという点にありました。
途中、裁判官が岡田中将に問います。
「報復であったのか?」と。
岡田中将は「いえ、無差別爆撃という犯罪行為に対する『処罰』でした」と答えます。
裁判官が重ねて問いかけます。
「アメリカの軍法において、『報復は罪に問わない』とある。報復だったのではないのか?」と。
なんと、裁判官自身が、どう答えれば無罪になるのかを岡田中将に教えたのです。

しかし、岡田中将は、
「いえ、報復ではありません。処罰です。」と、迷いなく、言下に答えます。


このシーンは、猛烈に感動しました。
損得勘定をせず、自身の信念を全うする姿勢に、心が揺さぶれる思いでした。

少し前に読んだ、城山三郎著「石田礼助~粗にして野だが卑ではない~」と重なります。
気骨のある、堂々たる姿勢がそこにあります。


法廷の最後、岡田中将は正面を見据えて、日本のそして世界の平和を願います。
人間としての責任を語ります。
誇りを持って生きることの尊さを語ります。


観終わった時、思わず「ほぅ~」っとため息がでました。
自分は何者であろうか。
何ができているのだろうか。

深く考えさせられました。


初心に戻ったつもりで、学習支援業としての自分たちを磨き上げていこうと思います。


今日もSS-1の教室は、大人も子供も笑顔で一杯です。
個別指導の講師の日常2010年09月04日08時46分

ページトップへ戻るページトップへ戻る

主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。