中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 -> 主任相談員の中学受験ブログ -> 小川大介の中学受験合格を実現する逆算受験術 -> 個別指導の講師の日常 ->主人公はお子さんですよ?

主人公はお子さんですよ?

個別指導の講師の日常2010年10月09日07時24分
昨日も、2件の学習カウンセリングを行いました。
いずれも、SS-1へのご入会を検討なさっている方だったのですが、
SS-1へのご入会については一方の方のみお受けすることにいたしました。

もう一方の方については、ご入会をお考えになる前にまずご家庭で取り組んでいただくことがありましたので、
今回はアドバイスをお伝えするにとどめさせていただきました。

お母さんとお父さん、そしてお子さんご本人のおっしゃることがまるでバラバラなのです。

中学受験では、家族それぞれが一生懸命になるので、ある程度考えのずれ、意思疏通のずれが生じるのは自然なことです。

しかし、親子がお互いに向き合う努力を放棄してしまっては、受験は決して上手くいきません。

第三者の力を借りても、親子が向き合い、協力し合うことが大切なのですね。

ですが、今回の方は、
カウンセリングを通じて、
ちょっとマズイことが見えてきました。
お母さんの本心として、
「先生から上手く言ってもらって、あの子が私に従うようにさせて下さい」
という強い欲求があったのです。

お子さんが反抗期に入ると、多くの方が似たような願望を一度は抱くものです。
が、それに固執するのは非常にマズイ選択です。

ここでSS-1がご入会をお受けしたら、この子の伸びる芽が摘まれてしまう…

幸いお父さんはそのことに十分お気づきでした。
ただ、夫として、家族として、頑張っているお母さんを傷つけたくはなかったのですね。
今まで言うべきことを言えずに来たようです。


ですから、SS-1の学習カウンセリングにいらっしゃったことを機に、ご家族にご自身の課題に取り組んでいただくことにしました。

お子さんに、今まで言いたかったけれど聞いてもらえなかったことを、お母さん、お父さんに対して堂々と話していただき、
お父さん、お母さんにも、お子さんの何を信頼し、何に不安を抱いているのか冷静に話していただきました。

通常のカウンセリングよりもはるかに時間はかかりましたが、SS-1にいらっしゃったことが転機にはなりそうです。
意欲的な顔で帰っていくお子さんの表情を見て、そう確信しました。
「受験の主人公は子供自身。」

いつまでも忘れずにいて欲しい言葉です。
個別指導の講師の日常2010年10月09日07時24分
主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。
Copyright (c) 2008- 中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 All rights reserved.