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福島県へ支援物資を届けてきました(その1)

個別指導の講師の日常2011年04月10日23時06分
ブログの更新が滞っておりました。申し訳ありません。

本日は、東日本大震災の被災地に支援物資を届けてまいりましたことをご報告いたします。

4月5日のことですが、弊社有志と友人たち12名で福島県のいわき市と相馬市に行ってまいりました。
2チームに分かれ、いわき市にご飯や衣類を2.5トン、相馬市に水2トンとインスタント食品類を0.5トン、計5トン運んできました。

2週間前に急遽決まった活動です。
3月24日に、福島県いわき市が十分な支援を受けられずに市民が困窮しているとの情報が寄せられました。
地震、津波の被害に加え、原発事故による風評被害で必要な物資が届かない状況にあったのです。
私たちの気持ちとしては、「今すぐ何かを手伝いたい、支援したい」という思いに駆られたのですが、
気持ちだけでは被災者の方々のお役には立てません。
慎重に検討し、SS-1会員の皆様にも支援物資のご提供を呼びかけ、私たちが運ばせていただくことにしました。

急なご案内に、会員の方々も驚かれたことと思います。
しかしお叱りのお言葉はお一人としてなく、それどころか
「よく決断してくださった」「代わりに行って下さってありがとうございます」と、温かい言葉をたくさんいただきました。

私たちは素晴らしい方々とお付き合いさせていただいているのだなぁと、改めて感じ入ったのでした。

いざ物資が集まり始めてみると、予想をはるかに上回る量が届いたのです。
放射能の不安から水が手に入りにくくなり、ご飯やカップめん、おむつなども過度の品薄状態になっていた状況ですから、皆さんが大変な努力をなさって集めてこられたことがよく分かります。
支援したいという熱い気持ちに、メンバー一同感激いたしました。

この気持ちを被災地に届けよう。そして見てきたこと、聞いてきたことを皆さんにご報告しよう。
そんな気持ちで出立の準備を進めてきました。

そして4月5日
朝からメンバーが集まり、最後の打ち合わせです。
道路事情などを確認し、出発。
私は相馬行きのトラックに乗り込みました。
(免許がないので座っているだけです。すみません)

実は、出発ぎりぎりまで予定は変更が重なりました。
当初はいわき市の集積地に運ぶ予定でしたが、集積地では大量の支援物資が足留めされ、避難所に運ばれないままになっていると分かりました。
そこで、避難所に直接配って回ることも一時は検討の俎上に乗りました

しかし前日になって、避難所へも物資が回りはじめたと情報が入りました。
刻々と状況は変化しているのですね。
役所の方々も寝ずの対応が続き、手が回っていない様子です。

結局いわき市と相馬市とに分けて、現地で救援活動を行っているNPOに届けることに決まったのでした。


とても良い天気の中、スムーズに車は進みます。
しかし東北道に入ってみると、予想外に車が多く驚きました。
私は詳しく知らないのですが、平素の倍以上の車が走っている印象だったようです。
やはりご家族、ご親族のもとに急ぎ車を走らせている方が多いのでしょうか。
それぞれの無事を祈る気持ちで、車列を見ておりました。

福島県相馬市までは、東京から約6時間の長旅です。
途中幾度かSA、PAに立ち寄ったのですが、東京から遠ざかるにつれて非常時であることを実感いたしました。
自衛隊、消防隊、日本赤十字の方々でいっぱいなのです。
中でも自衛隊の方々は疲労が目立つように感じます。
車両のナンバープレートを見ても、兵庫や広島など遠方からの応援がとても多いことに気づきます。
制服姿の頼もしさ、それぞれの方の穏やかな笑顔の中に意志の強さを感じ、
「ありがたいなぁ」という気持ちが自然とわいてきます。


那須高原SAに入る前に、いわき市チームから物資を無事にNPOの方々へ受け渡せたとの報告が入りました。
1つ仕事をやり遂げてほっとした気持ちです。
私たち相馬チームも、気持ちを新たにサービスエリアを出発し、福島西のインターを目指します。
トラックの荷台には最大積載量ぎりぎりの水と物資が載っていますから、スピードはなかなか出ません。
自衛隊車両についていくような形で慎重に高速を進んでいきます。

インターを降り、福島市内を走っている間の正直な感想は、
「街はいたって平穏だね」ということでした。
ガソリンスタンドに車の行列は見られません。
レストラン、コンビニ、スーパー、どの店も普通に営業を行っています。
道行く人たちも、マスクをしている人はむしろ少数派です。
拍子抜けしたような、ほっとしたような気分が車内に漂いました
(この気分は相馬港の光景を目にした瞬間かき消えることとなります)

~その2へ続く~
個別指導の講師の日常2011年04月10日23時06分
主任相談員の小川大介
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