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国語の得点を積み上げていくために①

国語の学習2011年06月06日09時00分
6月、7月はどの学年も大切なテストが続きます。
特に6年生にとってこの時期のテストは、志望校別特訓のコースを決める指標となりますから重要度がひとしお増してきます。
夏休みの授業も自分の希望にそったクラスで受講できるよう、できるだけ得点を積み上げておきたいですね。

では、国語のテストで得点を積み上げていくにはどうしたら良いでしょう?
一つには、正答率の高い漢字や語句をきちんと正解させていくことです。
やはり知識をコツコツ積み上げておくことは外せませんね。

次に、正答率が高い記号問題を正解させていくことです。
多くの場合は、記号を落ち着いて読み、本文を確認することで大丈夫でしょう。
文章読解では、記号問題で足場を整えた上で、抜き出し問題、記述問題の得点を伸ばしていくのが安定得点への道です。

ただ注意が必要なのは、記号を確実に正解できるようになることは意外に難しいという点です。
子供たちも、保護者の方も、記号問題は簡単だと思いこみやすいのですが、
それは「記述に比べて手を動かす手間が少ない」という点を、「簡単だ」と誤解している向きがあります。

どうにも記号を安定して正解させられない場合、その原因は実は思った以上に多岐にわたるものです。
技術的な問題かもしれませんし、ボキャブラリーが不足している可能性もあります。
メンタル的な問題が潜んでいる場合もあります。
複数の要素を合わせて処理する力がまだ育っていない場合もあります。
また、文構造をとらえることができていないのかもしれません。
細部に注目すると全体を見失ってしまうのかもしれません。
そもそも文を最後まで読んでいない、最初から読んでいない、のかもしれません。

このあたりのことを正確に見定めるには、問題を解いている最中のお子さんの様子を冷静に細やかに観察することが必要になります。
だから、テストで返却された答案について、模範解答を見ながら「あ、そっか。たしかにエじゃなくてイだ」といって見直しをしているだけではなかなか改善しないのですね。
記号で苦労している方は、お子さんを観察するところから始めてみるとよいでしょう。

明日は、抜き出し問題について考えてみたいと思います。

国語の学習2011年06月06日09時00分
主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。
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