中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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夏休みに向けて~「やる気のない子」の対処法~

声かけメソッド2012年06月05日11時34分
こんにちは!
SS-1の小川です。


6月に入り、SS-1の各教室では「月例面談」が盛んにおこなわれています。

ゴールデンウィークから一ヶ月が経ち、
中だるみが起きやすい時期ということもあって、
お子さんの学習について気になることをあれこれと相談いただいています。

中でもよくご相談されるのは、
「子供にやる気がない」
というものです。


「なかなか勉強を始めようとしないんです」

「だらだらと時間ばかりかけて中身のない勉強になっているように思います」

「『やらされている』という雰囲気で、イヤイヤやっている姿を見ると、
 もう受験を止めたら?って思っちゃうんです」


「言われたことだけやったら、もうそれでおしまい。
 どうしてあともう一歩がんばろうと思わないんでしょうか。」


「塾の先生に怒られたくないから宿題をやっているだけで、
 自分のためにやっている感じじゃありません。
 そんなんじゃダメですよね、先生?」


などなど。

ご相談の半分は「やる気」の問題、
あとの半分は「点数の上げ方」、
といっても過言ではありません。


「点数の上げ方」は、
適切な講師のもとで、

学力の正しい分析と、
教材の正しい選択、
適切なカリキュラムの組み立て、
本人の学習タイプに合わせた解法学習、
計画的なテストリハーサル、

などをきちんと実行できれば狙っていけます。
勉強とはやりさえすれば結果が出るものだからです。


しかし、「やる気」に関する悩みは、
解決のさせ方をご存じない方がほとんどです。


「頭ごなしにガミガミ言うのはやめよう」と、
ぐっと我慢して、
お子さんが動き始めるのを待って・・・

「もう間に合わない!」となって、
結局叱りつける。

そして、「怒られてやる気がなくなった!」と言い返される。


こんな悪循環が、あちこちで見受けられます。


なぜこんなことになるかと言えば、
多くの方が、
「やる気は『体(=感情)』の問題だ」
ということをご存じないからです。


ご存じないために、
つい、「理屈(=頭)」で言い聞かせようとしてしまいます。


子供たちも頭では分かっているんです。

やった方がいい
やらなきゃならない
と、理屈としては分かっているのです。

でもどうにも体が動かない。

それが、「やる気がない」状態です。


これを解決するには、
体の感覚をくみ取ってあげることが重要です。



簡単に言うと、
「実際に勉強してみたら、気分がよかった!」

「がんばってみたら、テストでいい結果が出て、嬉しかった」

「自分のリズムで勉強できて、
 それをお母さんが楽しそうに見ていてくれていたら、
 自分もなんだか楽しくなってきた」



こういう体験を持たせてあげるのです。


ところで、
お子さんによっては、
やる気のない状態が相当に悪化して、
ほんとうに「どんよりとした」目をしている子がいます。

こういった子に接すると、私は本当に可愛そうな気になります。


「どんよりとした目」から読み取れることは、

以前によほど嫌な体験をしたか、
ひどく傷ついたことがあって、
体に力が入らなくなっている、

ということだからです。


「勉強してみたら、気分が良かった!」とは正反対の体験を、
強烈に味わってしまったのですね。


この状態にある子は、
本人も気づいていないことがほとんどですが、
心に大きな傷が残っているものです。

ですから、傷の手当てをしてあげなければなりません。
過去の失敗で傷ついた自尊心を癒し、
自分のことを大切だと思える気持ちを取り戻させてあげ、
少しずつ成功する体験を重ね、
「気分いい」と思える状態まで導いていくのです。


お母さん、お父さんが、
こういったお子さんの状態を理解し、
お子さんの「体の声」に耳を澄まして、
お子さんが「勉強して嬉しい」と感じられるように、
うまく導いてあげるのです。


ということは、
ともすれば理屈だけでお子さんに接してしまいがちな
お母さん、お父さんの感覚を、
上手く調整していくことも必要になります。


ですから、
月例面談を行うにあたって、
SS-1では入念な準備を行います。

生徒一人一人について担当講師が集まり、
今の学習の状況、これからのテスト目標などを改めて確認します。

授業中の様子、教室でふと見せる表情、
電話で伺う話しなどから、メンタル面もチェック。

塾のカリキュラム、志望校の入試傾向なども重要な要素ですね。
中学受験生は体、心が大きく成長する時期にもありますから、
体力的なこと、親子関係にも配慮が必要です。

そうした様々な要素をもとに、
これから2ヶ月の学習計画について検討し、
SS-1でサポートする学習プログラムと、
ご家庭で心がけていただく学習上のポイントを作り上げていくわけです。

毎月このような準備を行っていくことで、
保護者の方のお話を、それこそじっくりと伺えるようになります。

この「伺う」ということが、本当に大切なんですね。
お母さん、お父さんご自身が語ることによって、
理屈だけではなくて、
実際にお子さんに接する上での声の調子、
雰囲気なども調整していけるからです。


お子さんの「やる気」でお困りの方は、
ぜひ私たちSS-1が用いている方法を参考になさってください。
きっと打開策が見つかると思います。


それでは今日も、
出会う方全ての可能性を
拓いて参りましょう!

声かけメソッド2012年06月05日11時34分

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主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。