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『勉強しているのに上がらない』の解決法② ~授業の受け方を知っていますか?~

中学受験2013年04月27日10時00分
こんにちは!
「かしこい塾の使い方」
主任相談員の小川です。


今日は4月27日の土曜日。
世間は3連休に入るのですね。

すっきりと澄み渡った空、
心地よい気温。

お出かけする人には
申し分のない日和となりました。

春から初夏へと移り変わる
風と光を存分に感じてきてください。

もちろん私たちは、
今日も明日も明後日も、
教室にいます(笑)

受験生の皆さんにとっては、
連休=得点力アップのチャンス
ですからね。

日ごろ積み重ねてきた学習内容を、
補強したり、増強したりする
大切な機会です。

理解し、記憶した内容を、
テストでも正解させられるよう
テスト現場力を向上させる時でもあります。

とはいえ、
あれもこれもはできません。

今の自分には何が必要なのか、
何を伸ばしたいのか、
焦点をしぼって計画することがポイントです。

学習課題リストを書き出し、
重要度、緊急度から
優先順位をつけましょう。

そして一つ一つの学習課題について、
所要時間の見込みをつけてみます。

持ち時間は有限です。
連休といっても、
自在に使える時間は
それほど多くありません。

物理的に実行可能な
学習課題へと
さらにしぼりこみます。

そして、一つ一つを
集中して取り組む。

集中するコツは、
一つ一つのメニューについて、
「今から○分で完了させよう」
と決めることです。

決して、
「今日一日で、
これとあれとそれをやるぞ」

とはしないでください。

ターゲットがぼやけると、
実現も遠のきます。

今の一つにしぼって、
気持ちを高めるのです。

同時に、
完了した時のイメージを
具体的に持つ。

これも大切ですね。

何を・どこまで・どのように
やれば、
「できた」と言えるのか。

ここのイメージを、
親子で、または先生とお子さんとで
一致させてください。

お子さんの「できた!」と
大人の「完了した」が
一致していると、
達成感を共有することができます。

すると2つめのメニューに
意欲的に取り組みやすくなるのです。

次のメニューに移る時には、
また同じように、
「今から○分で完了させるぞ」
から始めます。


以上のようなことは、
学習で結果を出していく上で
基本中の基本なのです。

が・・・、
ほとんどのお子さんは、
このような「学び方」を
きちんと習ったことがありません。

SS-1に、
「うちの子やる気がないんです」
とご相談にいらっしゃる方、

その8割のお子さんは、
実は「やる気はある」んですね。

ただ、
やる気があると「見える」
学習方法を知らない。

本人なりにやる気を持って
がんばって、
「終わった!」と喜んでいたら、
ママから「ちゃんとやりなさい!!」
と叱られる。

お子さんは言うでしょう。
「やったよ!」

ママは答えます。
「こんなのやったうちに入んないでしょ!」

お子さんはむすっと黙ります。
心の中では何とつぶやいているか。

「やったのに、何怒ってるんだよ。
訳分かんね~。
いいや、無視しとこ」

とか

「どうせ何をがんばったって、
文句言われるんだ。
テストでいい点取った時以外は、
褒めてくれないんでしょ」

なんて、思っている子、
多いんですよね。

やる気はあるし、
本人はやったと思っているのです。

大切なことは、
正しい学習方法を、
最初に教えてあげることです。


ここで、前回の続きとなります。
『勉強しているのに成績が上がらない』

その原因の2つめは
「学習の技術が身についていない」
でした。

「学習の技術」とは、
まさに今お話ししてきたようなこと
を指します。


まずは「授業の受け方」です。

○授業を受ける前にしておくこと
・何の授業を受けるのか事前に確認する。
・受け終わった時の自分がどう成長しているのかイメージする。
・どんな授業展開になりそうか予想する。
・授業に必要なものは何か考え、準備する。
・授業で分かるように「なりたい」気持ちを持つ。

○授業中にすること
・「今ここで理解しよう」という気持ちを持つ。
・自分で解けた問題、ヒントをもらって解けた問題、解けなかった問題を区別する(印を分ける)。
・答え合わせをしたらその場で分かろうとする。
・分からなかったものには印をつけて、「質問しよう」と意識する。
・授業の終わりに「今日自分が分かったことは~~と~~だ」と振り返る。

○授業後にすること
・家に帰ってまず何をするか頭の中を整える。
・テキスト、ノートをざっとその場で見て、今すぐ質問すべきものがないか点検する。
・テキスト、カリキュラムの次回分をちらっと見て、今日の内容が次どのようにつながるのかを確認する。

以上のことがらが習慣になるまで、
大人は粘り強く教えていきます。

授業に行く前、
授業から帰ってきた直後
この2つのタイミングが教育チャンスですね。

「今日は何の授業なの?」
「授業中はどんな風に受けようと思うの?」
「ノートはどんな仕上がり方になりそう?」

という問いかけを、
授業に行く前に行う。

学校から帰ってきて、
塾にあわただしく行く子の場合は、
朝食タイムをゆっくりと取って、
その場で聞いて上げると良いでしょう。


「学習の技術」について、
次回は、記憶サイクル、学習タイプ
などをお話ししたいと思います。


それでは今日も、
出会う方全ての可能性を
拓いて参りましょう!
中学受験2013年04月27日10時00分
主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。
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