中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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物語文の攻略② ~物語の先を読む技術~

国語の学習2013年07月23日17時07分
こんにちは!
「かしこい塾の使い方」
主任相談員の小川です。


夏休みが始まりました。
SS-1でも会員の皆さんが、
朝から熱心に勉強してくれています。

夏休みは最初が肝心ですから、
この7月の間にできるだけの成果を上げようと
心に決めて取り組んでいただきたいですね。

小学校の宿題など、いずれやるしかないものは、
集中して取り組める時に短時間で済ませることです。

だらだらと取り組むと、
貴重な時間が失われるだけですから、
単純作業のような宿題は早めに片付けましょうね。

一方、自由研究や読書感想文などは、
気持ちの盛り上がりも関わりますから、
題材を見つける期間と、
実際に取り組む時期とを分けるといいでしょう。

せっかくなので楽しく取り組んでください。

さて前回は物語文の攻略として、
【受験用】気持ちの学び方をお話ししました。

本日はその続きとして、
物語の先を読む技術をお伝えしましょう。


ポイントは、
人間の気持ちには常に裏がある
という点です。

「うれしい」時があれば、
「悲しい」時もあります。

「楽しい」日がすぎれば、
「つまらない」日が来ます。

「情けない」時を乗り越えて、
「誇らしい」日がやってきます。

頼もしい/頼りない
満足/不満
自信がある/ねたましい
充実している/むなしい
積極的/消極的
楽しみ/不安

など、明るい気持ちの裏には、
常に暗い、後ろ向きな気持ちが隠れています。

人間の気持ちは波のようなもので、
上がったり下がったり、
広がったり狭まったり、
常に揺れ動くものです。

余談ですが、
一番心配症のお母さんが集まっているのは、
塾のクラスで言うとどのあたりかご存知ですか?

下の方のクラスでしょうか?
真ん中あたりのクラスでしょうか?

「どのクラスでも親は心配よ!」
それはそうです。

そうなんですが、
実は一番上のクラスこそ、
一番心配症のお母さんが集まっているものです。

高く高く登ってきた分、
落ちた時の谷の深さを感じてしまう。

不思議に思うかもしれませんが、
上手くいけばいくほど、
失敗した時のことが怖くなる。
人間とはそういうものです。

そして、物語を読むときに、
気持ちのこの性質を理解しておくと、
話の先が見えてくるのです。


「気持ちの変化を読み取る」

物語の読解の基本ですね。

そうです。
気持ちは変化するのです。

もっと言えば、
良い気持ちで始まったのなら、
その先の気持ちは悪くなる。

悪い気持ちで始まったのなら、
その先の気持ちは良くなるです。

文章を読み始めて最初のほうで、
友達とケンカをしていたなら、
先々で仲直りをし、お互いの理解が深まり、
主人公は自分の生き方の何かを変える決断をするんだろうな、
ということが見通せます。

冒頭に人気者でいる様子が描かれていれば、
いずれ友達が去っていき、
一人さびしくなる時がやってきます。

ただし中学受験では、
一人さびしいだけで文章が終わることはまずありません。

ほとんどの学校が、
「成長する」文章を選ぶからです。

ですから、
一人さびしい状態に置かれた主人公は、
自分のこと、周囲の気持ちを理解し、
新しい人間関係を築いていくのです。

その時、
以前のような人気者ではないかもしれないけれど、
今までにない深い交流を手に入れているでしょう。


いかがでしょうか。
今まで物語の読み取りがどうもしっくりこなかった人は、
人間の気持ちには常に裏がある

ということを頭において、
物語文に向き合ってみてください。

きっと見え方が変わってくるはずです。

今日の学びが
明日につながるよう
取り組んでいきましょう!
国語の学習2013年07月23日17時07分

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主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。