中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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志望校別特訓でぐんぐん力を伸ばす秘訣とは

中学受験2013年09月03日19時26分
こんにちは!
「かしこい塾の使い方」
主任相談員の小川です。



2学期が始まりましたね。
夏休み気分はもう抜けたでしょうか。

規則正しい生活ができていた人は、
学校が始まったとしても大丈夫でしょうが、
起きる時刻、寝る時刻が乱れていた人は、
この1週間が正念場です。

生活リズムの乱れは、
ずるずると引きずりがちですから、
気合いを入れて整えてしまいましょう。

特に6年生の皆さんは、
この週末には、塾の特訓講座がスタートします。

SS特訓や、日曜志望校別特訓NN特訓など、
各塾とも趣向をこらした特訓を
準備していますね。

「いよいよ入試だ」と引き締まる気持ちと
「ついていけるだろうか」と不安な思い、
多くのお子さんが2つの気持ちの間を揺れ動きます。

この週末の特訓講座ですが、
成功する秘訣が1つあります。

それは、
スタートダッシュに成功すること。

ポイントは前日までの過ごし方です。

前日寝る前に、
明日の講座で自分は何を学ぶのか、
何を達成するのかが決まっている子。
強いですね。

そのためには、
夏休みの中の学習成果を振り返り、
何ができて、何が不十分なのか、
整理されている必要があります。

何に力を注げばいいのかが分かれば、
意識を集中させられますから、
気持ちのゆとりも生まれてきます。

さらに、
前日の睡眠を適切にとって、
授業に集中できる体調を整えることも大切です。

どの塾でも、特訓講座は演習中心になります。

過去に習った単元を思い出し、
いくつかの考え方を組み合わせたり、
複雑に見える問題を分解してみたりして、
自分の力で解いていく練習です。


同じクラスに居る子たちには、
同じ数と質の問題が与えられます。

条件に違いはありません。

しかしこの9月の間に、
同じクラスに居る子たちの間で、
学力の差はみるみる開いていきます。

毎年そうです。

この9月という月は、
伸びていく受験生と、
失速する受験生とを分ける、
大きな分かれ目の月なのです。



○夏休みの学習で、基礎固めがきっちりできたかどうか
○優先すべき学習リストが、整理できているかどうか
○成績が上がりそうという前向きな予感を持てているかどうか
○塾の学習と家庭学習のつながりが上手くいっているかどうか
○親がわが子を落ち着いて支えられているかどうか

など、分かれ目となる要因はいくつもあるのですが、
一番大きな要因は、
「目的を持って問題に取り組んでいるか」
という点です。

ここから成績をぐっと伸ばしていく子は、
特訓講座で出会う問題の1問1問から、
たくさんの発見をしていきます。


問題のとっかかりでつまってしまえば、
「この単元は基礎を復習した方が良さそうだ」
と判断し、

よし解ける!と思って始めた問題が、
途中で分からなくなってしまえば、
自分が使えなかった考え方を復習し、

さらに、似たような問題に出会った時に、
今度は適切な考え方を使えるかを点検していきます。

見た目が難しく感じたのに、
解いてみたら意外に簡単に解けた時には、
「なぜ難しく見えたんだろう?」
「なぜ自分はいま上手く解けたんだろう?」
と、自分自身のクセを分析します。

前は解けていたはずの問題が、
今は解けなかった時には、
○知識が足りないのか
○別の考え方にこだわっていたのか
○問題に上手く集中できていなかったのか
○前後の問題の影響を受けたのか

といった、自分自身の課題を分析します。

つまり1つの問題から、自分自身について、
数多くの発見をしているのです。


だから次の問題に取り組む時に、
応用が利いていきます。


一方、がんばって勉強しているつもりなのに、
成績がなぜか下がっていってしまう子は、
問題を解くことにばかり力を入れているようです。


間違った問題は放置せず、
覚えるか、一から解き直すかは
していたとしても

そこからの発見がありません。
覚えているだけです。

解き終わった問題を覚えるだけの学習になると、
次の問題に出会った時も、なんとなく解いてしまいます。

答えは欲しがりますが、
自分はどう解けば一番上手くいくだろうか?
今の自分はあと何が分かれば乗り越えられるのだろうか?

といった問題意識がないのですね。

ですから、目の前の問題を解くことで得られるのは、
その問題の解き方だけです。

特訓講座で問題に取り組む意味は、

過去に習った単元を思い出し、
いくつかの考え方を組み合わせたり、
複雑に見える問題を分解してみたりして、
自分の力で解いていく練習


なのですが、

1問1問からの発見がないお子さんは、
組み合わせたり、
分解してみたりすることが
なかなか上達しません。


一方では、1つの問題から数多くの発見をする子がいて、
もう一方では、1つの問題からは1つの記憶しか残らない子がいます。

能力の問題ではなく、学習の方法が分かっているかどうかの違いです。

この違いが、これから毎週積み重なっていきます。

特訓講座で成功する秘訣は、
スタートダッシュに成功することだとお話ししました。

そしてスタートダッシュのポイントは、
講座の前日までの過ごし方だと言いました。

目の前の問題から瞬時にさまざまな発見が出来る子は、
そう多くありません。
才能豊かな子に限られます。

しかし講座の前日までに、
自分は何を学ぶのか、何を上達させたいのか、
頭の整理をしておけば、

特別の才能がなくても、1つ1つの問題から
数多くの発見をしていけるようになります。

問題意識を持つことは、それだけの力があるのです。

志望校特訓に参加する方は、
ぜひ問題意識を準備してください。


せっかくがんばるのですから、
成績が伸びる学習法を選びましょう!

次回は、9月に入って質問が急増する、
「過去問の取り組み方」についてお話したいと思います。


冷静な思考と温かい心を持って、
お子さんの能力をめいっぱい
拓いて参りましょう!
中学受験2013年09月03日19時26分

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主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。