中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 -> 主任相談員の中学受験ブログ -> 小川大介の中学受験合格を実現する逆算受験術 -> 国語の学習 ->言葉は心を表せる?

言葉は心を表せる?

国語の学習2015年04月24日17時00分

こんにちは!
「かしこい塾の使い方」主任相談員
SS-1の小川です。

最近、堺雅人さん主演の「Dr.倫太郎」というドラマを好んで見ています。

精神科医の物語で、「共感」の姿勢と技術はSS-1における面談や授業にも通じます。

主人公はどうやら毎回、人の真理を表すプチ名言を口にするようでして、

第1回は、「嫉妬は正義の服を着てやってくる」という言葉が出てきました。

この言葉の意味、大人なら分かりますよね。

人は心をそのまま言葉に表さないことがよくある。

自分の後ろ暗い内面を、「正義」や「真実」といった強い言葉で覆い隠して

内面とは反対の強さと自信をもって人にぶつけることもある。

時には、自分の気持ちを素直に言葉にしているつもりで、

より深い部分にある自分の本音に気づけていないことすらある。

それが人間です。

言葉は心を伝える道具だけれど、今口から出た言葉が心をありのままに表せているとは限らない。

人生経験を積む中で、私たち大人は言葉のそうした不完全さを知っていきます。

しかし、まだ人生経験、感情経験が少ない子供たちは、

言葉が心を表せないということを知りません。

だから、文章中に出てきた会話文を表面的な言葉通りに読んでしまうことがあります。

たとえば、大切なペットをなくしてしまった男の子が、

「平気だもん」と強がっている姿を見て、

「平気なんだって。冷たいね」と受け取ってしまうことがあります。

そういう様子に触れた時、「うちの子は人の感情が分からないのかしら」

なんて受け取り方をしないであげてください。

「あ、言葉と心が矛盾するということを、まだうちの子は知らなかったのね」

と受け止め、「知らないんだから、教えてあげよう」と思うようにしましょう。

教えてあげれば一つ経験が増え、場面に応じた感情という知識が一つ獲得できます。

親子の関係では、

「焦りは怒りの服を着てやってくる」ことがよくあるので、気をつけましょうね。

それでは今日も、
お子さんの可能性を
どんどん形にしていきましょう!

国語の学習2015年04月24日17時00分
主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。
Copyright (c) 2008- 中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 All rights reserved.