中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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自分を表す動詞を答えなさい〜受験校が求めていること〜

中学受験2015年05月12日20時00分

こんにちは!
「かしこい塾の使い方」
主任相談員
SS-1の小川です。

ゴールデンウィークも過ぎ、
受験生の皆さんは夏休みに向けて、
ますます加速していく時期ですね。

「夏は受験の天王山」と昔から言われますが
『夏にがんばればいい』と考えてしまうと、
後で後悔することになります。

少子化にも関わらず、
難関校受験の熾烈さは増す一方。

小4から始まる現在の
中学受験3年間カリキュラムにおいて、
小6の夏休みは「仕上げの時期」なのです。

9月から本格的に取り組んでいく、
受験校の過去問研究を成功させるためには、
受験に必要な知識、学力の多くを
夏休みの終わりまでに整えておくことが求められます。

夏休みの学習は、新たに理解することを増やすよりも、
今まで勉強してきたことが知識として定着しているか、
解法を使いこなせているかを点検し、
徹底的に覚え直すことが中心となります。

ですから5月の今は、
理解が不十分なところを学び直すこと、
あやふやな知識を固めていくこと、
新たに学んだ内容は後回しにせず今理解していくこと、
が大切になります。

大変ですが、爽やかな気候を楽しみながら、
がんばっていきましょう。

気持ちがどうも乗らない時は、
志望校の入試問題を見てみるのも良いですね。

まだ時期的に難しすぎるでしょうから、
実際に解く必要はありません。
そうではなく、
「この学校が受験生に求めていることは何だろう」
と考えてみるのです。

フジテレビ『ペケポンプラス』に出させていただき、
『ペケポンお受験』の中でもお話ししたのですが、
入試問題には出題した学校の校風が表れるのです。

「こんな生徒に入学してほしい」という学校側の気持ちが、
問題の出され方で見えてくるのですね。

たとえば、
12日放送の『ペケポンお受験』では、

「あなたが自分自身を表現する動詞は何ですか?
なぜその動詞を選んだのか、
その理由もふくめて答えて下さい。」

という問題を扱いました。
これは、昭和女子大学附属昭和中学校の入試問題です。

昭和女子大附属はどんな学校かと言いますと、

☆スーパーグローバルハイスクール指定校
 =社会課題への関心と深い教養に加えて
  コミュニケーション能力、問題解決能力などの
  国際的素養を身に付けたグローバルリーダーを
  養成する学校だと認定されている。

☆異文化理解・アイデンティティの確立を重視し、
 自己の再発見と主体的な進路選択を推奨している。

☆英語環境の充実に力を入れている

といった特徴があります。
私が特に感心するのは、
昭和女子大への推薦資格を保持したまま他大学を受験できる」
という点です。

系列大学に進学できることは、大学附属校の良さですが、
自分の夢を実現するには他大学の方がぴったり、
ということもあります。

しかし多くの附属校は、他大学を受験すると、
親大学の推薦資格は自動的に消滅する決まりになっています。

一般受験生との公平性を考えてのことと思われますが、
資格を失うことを恐れて、自分の夢にチャレンジすることを
回避してしまう生徒だっています。

その点、昭和女子大附属の制度は、
「自己の再発見と主体的な進路選択を推奨する」
という方針を具体化しています。

学校の考え方が一貫しているところに感心するのです。

そんな学校が、
「自分自身を表現する動詞」を、理由と共に問うています。

この問題を通じて学校が受験生に求めていることは、
次のような点なのでしょう。

☆自分を客観視することができているか。

☆自分自身の心に向き合えているか。

☆場面のイメージ力と表現力があるか。

☆自分自身を人に伝える言葉の力、プレゼンテーション力があるか。


入試として力の有無を問うだけでなく、
入学してくる子をいち早く理解し夢を応援してやりたい、
先生方のそんな思いも感じます。

皆さんが志望している学校はどんな問題を出していますか?
学校が大切にしていることは何でしょうか?

入試問題に触れて、その学校をより一層好きになるのも、
受験勉強をがんばる原動力になると思いますよ。

それでは今日も、
お子さんの可能性を
どんどん形にしていきましょう!

中学受験2015年05月12日20時00分

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主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。