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勉強って面白い! 自発学習モードに導く7つのステップ-その2-

中学受験2016年03月23日19時57分

こんにちは!
逆算受験術の小川大介です。

前回に続き、

お子さんを自発学習モードに導く7つのステップをお話してきます。

第2回目の今日は、「勉強って面白い」です。



前回は「勉強するのは当たり前」

というお話をしました。

お子さんが迷いなく勉強に向き合える様に、

親が堂々と「当たり前」と言いきってあげようという話です。



ただ、「当たり前」というだけでは、なかなか勉強は継続しません。

やらない理由はなくなるのですが、

「やりたい」と思える理由に乏しいからです。

その点を今日は考えていきたいのですが、

質問です。



あなたのお子さんは日ごろ勉強していて、

「面白い!」と口にすることがどれぐらいありますか?

好きな科目に限ってのことでもいいですよ。

どんな時に、楽しんでいるでしょうか?



こう聞くと、もしかしたら、

「え?勉強を面白い?そんなの勉強が出来る子に限った話なんじゃないの?」

とか、

「勉強はつらくて苦しいものに決まっているじゃないですか。それを乗り越えるから意味があるんであって、面白いとか楽しいとか、そういうもんじゃないでしょう。」

と、

お考えになる方もいらっしゃるかもしれませんね。



その気持ちはよく分かります。

【勉強=つらくて我慢するもの】

と考えている人は多いですね。



特にご自身が子供のころに

中学受験熱がぐぐっと高まった世代には、

そういう方が多いようです。

今の30代後半~50代の方々です。



ご自身がまさに、つらくても我慢して、

勉強を積み上げてこられたのでしょうね。

それをやり抜いたことは、素晴らしいと思います。



が、そういう経験を親御さんが仮にお持ちだったとしても、

「うちの子が勉強を面白いと感じるはずがない」

と決めつけてしまうのは、また別の話ですよね。



あ、「感じるはずがない」と言い切る方は、

さすがにいらっしゃらないですかね、、、

そうですよね、、、失礼しました。

大学生のアルバイト時代から、

もうウン十年にも渡って

中学受験指導を行ってきた立場から申しますと、

子どもは、勉強を楽しめますし、面白いと思ってくれます。

決していい子ぶっているのではなく、

それがごく自然な感情なのです。



たとえば、塾の授業を楽しみにしている子は多いですね。

先生が面白おかしく教えてくれたり、

テキストに載っていない、思わず「へぇ~!」

っとなる知識を教えてくれたり、

発見に満ちているからですね。



家でお子さんが勉強している時も、

たとえば社会の地図を見ていて、

「あっ!天気予報でよく出てくる熊谷って、こんな場所なんだ!」

と発見することがありますよね。



理科で浮力や水圧を習った時に、

「あっ!だからお風呂に入った時に胸が少しぎゅっとされた感じがするんだ!」

と気づくこともあるかもしれないですね。



どんなささいなことでもいいのですが、

「あっ!そっか!」とか、

「へ~~!!」とか、

「見つけた!」といったことがあった時、

お子さんはどんな表情を浮かべていますか?



嬉しそうな顔をしていたり、

一人で興奮していたり、

自慢げな顔をしていたり、

しません?



しますよね。

それが、「勉強は面白い」と感じた一瞬です。

だからそういう時に、お子さんに教えてあげるのです。

「勉強って面白いよね!」

と。



押し付けるように、言い聞かせるように、

ではないですよ。



今面白いと思った子どもの気持ちを

ふっくらしたバスタオルで包み込むように、

自分自身が発見や納得の喜びを味わった時の気持ちを思い出しながら、

「その気持ち分かるよ!」と共感するように、

「勉強って面白いよね!」と伝えるのです。



「そっか、勉強って面白いもんなんだ」

と知ること。

これが、勉強を「やりたい」と思える理由となります。

「面白い」と知ることは2つの点でとても重要です。



1点目

【学びのサイクルを進めていく原動力になる】

上手に勉強する子や家庭は

おもしろい→知りたい→調べる→

発見する→誰かに伝えたい→伝える

→誉められる→嬉しい・おもしろい→

もっと知りたい→ ・・・

という学びのサイクルを気持ち良く回しています。

「面白い」と知ることは、このサイクルの原動力です。



2点目

【勉強が上手くいっていないと気づく基準になる】

勉強していて面白くないことが続いたり、

楽しいと思えることが減ってきたりした時、

それは、勉強のやり方がどこか間違っている時です。

環境、目標の設定、計画、体調、etc.

勉強にまつわる何らかの要素に問題が生じている。

そのことにいち早く気づけるなら、

修正改善もいち早く取りかかることができ、

大きな問題になる前に良いサイクルへ引き戻せます。

「勉強は面白い」と知っている子は、ご家庭は、

「あれ?なにかおかしいぞ?」と

異常に気づくことのできる、「基準」を手にしています。

質問です。

あなたのお子さんは日ごろ勉強していて、

「面白い!」と口にすることがどれぐらいありますか?

好きな科目に限ってのことでもいいですよ。

どんな時に、楽しんでいるでしょうか?


お子さんのその瞬間を見つけてあげて下さい



それでは今日も、
お子さんの可能性を
どんどん形にしていきましょう!


追伸です

小川の新刊が発売になりました!
「頭がいい子の家のリビングには必ず『辞書』『地図』『図鑑』がある」
全国の書店さんからの評価がとても良いらしく、
早々に増刷も決まったそうです。
僕自身、かなりの自信作でもあるので、ぜひお手にとってお試しください。

中学受験2016年03月23日19時57分
主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。
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