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受験生だって自発的な好奇心を大切にしてあげたい

中学受験2016年05月09日18時43分

こんにちは!
逆算受験術の小川大介です。

ゴールデンウィークを経て、すっかり夏を感じさせる暑さがやってきましたね。
各地の小学校では運動会の練習にも力が入り、
受験生にとっては力試しのテストも増えてきました。

今年も暑い夏はもうすぐです。
体調に気を付けながら加速していきましょう。

さて
「頭がいい子の家のリビングには必ず『辞書』『地図』『図鑑』がある」
発売から一か月半が経ちましたが、おかげさまで
ますます多くの方が手に取ってくださっているようです。
読者レビューを時折見ても、日常の家庭に取り入れてくださっている様子が分かって
嬉しいですね。

新聞や雑誌の取材も増えてきました。
こちらの書評サイトでも、書店員の方が中身をじっくりと読み込んで、
素敵な記事を書いてくださっています。

「積ん読」でも構わない、子どものそばに図鑑を
HONZ特選本『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』

私が書籍でお伝えしたかった点を丁寧におさえた記事で、
著者としてありがたい限りですが、特に次の部分が嬉しかったです。

******************************
何かを調べたいから、何かが好きだから、より深くその世界の知識に触れたい。本来図鑑を購入する目的はそのようなものであったはずだ。しかし筆者は図鑑を「積ん読」でいいと言う。生活圏内に置いておくということがまずは重要であり、何かの拍子にでも本を開く瞬間があるかもしれない、その時のために場を整えておくことを心がけるべきだと言う。「いつかは出番がある」と気楽に考えて、環境づくりをしようをいうのである。(原文ママ)
******************************

子どもの好奇心、思考力を育むには、
強制力よりも"出会いの環境"を整えてあげてほしい。
というのが、私の考え方です。

大人がどれだけあれこれ考えていたとしても、
子どもの頭と心は、自分自身が認識したもの、関心を持ったものにしか
働きません。

だから、大人がまず腐心すべきは「環境」なのです。
その中でも、子ども自身の成長を願うなら「出会いの環境」が理想的です。
子ども自身が自ら出会えるように、ふくらみを持った環境です。

この考え方は、幼児低学年に限りません。
受験勉強まっただなかで時間のやりくりに苦心している時でも、
失ってもらいたくない考え方です。

でも、、、塾の勉強に追われる日々だと、
子ども自身の出会いを待つことが難しくなってくるのですね。

4月に行った低学年セミナーに参加した方から、次のようなメッセージが届きました。

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上から目標を押しつけるのではなく、子どもの自発的な好奇心を引っ張り上げていくようなアプローチが大切だということは、よくわかりました。
 主人に話しましたら、「低学年までは確かにそのとおりだが、小4からSAPIXなどの塾に通い始め、受験が本格化してくると、なかなかそうも言ってられないのではないか」
と申しておりました。
(以下略)
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このご主人のおっしゃることに、共感する方はとても多いと思います。
SS-1に相談にいらっしゃる方々もその多くが時間に追われ、
子ども主体で勉強させてやりたいと思いつつも、待ち切れずに親主導で進めさせている方が大半です。

子どもに強制する形でやりたいなんて、誰も思っていないんですよね。
でもそれ以外に勉強が進まないから、テストの結果が思うように出ないから、
大人が考えて、結果として「やらせる」という形になっている。

それが現実だと思います。
でも、受験勉強においても、子ども自身の好奇心を大切に、自発的な行動を応援することは可能なんです。

コツはやはり、「環境を整える」こと。
お子さんが自分の頭と気持ちで行動を選べるように、好奇心を持って勉強できるように、
環境を整えてあげるのです。

何をするのかというと、「整理」です。
受験勉強の大量のメニューと忙しさに追われてしまっていては、
お子さんだって何も考えられませんし、興味を持つこともできません。

だから、整理するのです。

まずは「時間」
何時に寝て、何時に起きたいのか、親子で一週間の生活の基本を話し合って整えます。
登校と下校の時間も確認します。
そうすると、自分で決められる持ち時間も自動的に決まってきますね。

次に「学習メニュー」
目標とする結果を出すために、やっておきたい勉強メニューを箇条書きします。
子どもだけでは難しいので大人が手伝ってあげて、メニューリストを作ります。

そしてここから自発的な時間です。
自分の持ち時間と、行動リストを見比べて、何をいつやるか子どもに決めさせてあげるのです。

自発的な力を促すには声かけですね。

「最初にやっておきたいメニューは何?」
「どれぐらいの時間でできそう?」
「疲れない?大丈夫?」
「今のままだと時間があまりないよね。そのメニューを水曜日にやってしまうには、どんな工夫ができそう?」

など聞いてあげながら、子どもの「あ、そうだ!学校の宿題をもっと早く終わらせてしまえばいいんだ」
といった発見を引き出していくのです。

そしてお子さんが「発見」したら、「それ、いいね~!!」とか「お、やるじゃん」など、
軽快に褒めてあげましょう。


時間とタスクを整理する。
これも「出会いの環境」を整えることの一つなんですね。

それでは今日も明日も、
お子さんの可能性を
どんどん形にしていきましょう!





中学受験2016年05月09日18時43分

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主任相談員の小川大介
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