中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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テレビ番組・復習

出版など2011年02月07日11時47分
ひょんなことから、バラエティ番組に出演することになりました。
というか、もう収録は終わり、1回目の放映もされたのですが。

東京のMXテレビという局で、「クイズ先端tic」というクイズ番組なのですが、とても貴重な経験をさせていただいたと思います。
女子大生の皆さん3名に交じってクイズに答えるという内容で、クイズの内容自体は受験と直接関係があるものばかりではないのですが、楽しく参加させていただきました。

短い時間ではありましたが、受験生に向けたメッセージをお話しさせていただく機会も与えていただき、少しは頑張る受験生にエールを送ることができたのではないかと思います。

土曜の夜とはいえ、30分程度の番組に出演しただけ、しかも出演の告知などまったくと言ってよいほどしなかったのですが、放送直後から著書「SS-1メソッドで理科の点数を一気に上げる」のamazonランキングが大きく跳ね上がっていたと聞いて驚きました。テレビの力というのは大きいものですね。

さて今回は、成績の向上を邪魔する要因の1つについて考えてみたいと思います。

学習塾に通い、毎週の授業をまじめに聞いて、数多くの解き方や考え方などについての知識を習得しているにもかかわらず、一向にテストで結果の出せないお子さんがいます。私のところに相談に来られる方の何割かは、確実にこのような状態でお困りだと仰います。

確かに、問題を考えて解いている様子を拝見すると、鶴亀算なら表を書いたり面積図を書いたり、仕事算なら最小公倍数を求めることから始めたり・・・と、いわゆるセオリーと言われることはきちんとこなしています。見ていると「なぜここまで習得しているのに正解できないのか」と不思議に思うほどです。しかし、解き進んでいくにつれて、謎は解けていきます。

セオリー通りに解き進めているのに、なぜ正解できないか?
それは、形だけをなぞっていて、なぜそのような作業をしているかを理解していないからです。
そのお子さんの学習塾の授業での様子が目に浮かんできます。先生の書いた板書を必死で写し、先生のやった通りに再現する・・・もちろん学習の基本は「お手本を真似ることから」ですから、それ自体が間違っているわけではありません。でも、そこから出発して「同じ考え方を用いて自分で考えること」を数多く経験しなければ、自力で解けるようにはなりません。そのお子さんには、そういった作業をこなす時間や余裕がなかったのでしょう。あるいは、そのような発想がなかったのかもしれませんね。習った考え方を用いて自力で解くという作業は、宿題演習においてなされるべきだと考えられがちですが、その前に「復習」をすべきと指導されることは少ないように思います。
理解していること、知っていることと、自分のものにしていることは別のことです。宿題に取りかかる前に、復習という作業を通じて、なぜそのような考え方や解き方をするのかをしっかり考え、自分のものにすることが、宿題演習を実りあるものにする前提となります。

塾で習ってきたら、まずはノートを見ながら、塾の授業をどのくらい再現できるかをお子さんから聞き取ってあげるのがよいでしょう。
出版など2011年02月07日11時47分

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主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。