中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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お風呂も立派な実験教室

身のまわりの理科2011年03月22日16時29分
「○○にはさっぱりl興味がなくて、全然覚えてくれません」

というお話、よく聞きます。
○○の部分には、植物が入ったり、動物が入ったり、天体や天気など地学に関することだったり様々なのですが、いずれにしても
「興味がないことは記憶には残らない」という、大人でも当たり前といえば当たり前のことですよね。

で、「では、興味を持ってもらうにはどうすればいいか」ということになるのですが、日常生活の中にもそのヒントはたくさん転がっています。

前回はキッチンについて書きましたが、今回は「お風呂」です。

小さいころから、お子さんたちにとってお風呂は特別な場所だと思います。
ごく小さい頃はお父さんお母さんとのコミュニケーションの場でもありますし、夏場などはちょっとしたプール感覚で水遊びをしたりもしますよね。

こんなにお子さんたちが大好きなお風呂、「早く済ませてしまいなさいよ」だけではもったいないかもしれません。

そこで、お風呂でできる簡単な実験を紹介しましょう。

(1) 浮力の実験
もっとも簡単な実験は、しなさいと言わなくてもお子さんたちの誰もが一度はするであろう(私も子供のころ毎日やっていました)洗面器を浴槽に浮かべ、手で押し鎮める、というものです。
これをもう少し本格的な実験に仕立て上げるのは簡単です。

まず、洗面器の容積を計ります。洗面器の裏側に容積が書いてあるもlのもありますね。書いていなければ自分で量るのですが、ここでペットボトルが活躍します。2リットルのペットボトル一杯に水(湯)を入れ、それを洗面器に注げば、何倍で一杯になるかで容積がわかります。当然、厳密なものでなくてかまいません。
そして、浴槽に浮かべた洗面井の中に水をいっぱいに入れたペットボトルを立てていき、どれくらい沈むか、何本で完全に水没してしまうか、などを調べましょう。

のように浮かぶと思いますが、これは押しのけた水によってはたらく浮力のためですね。
「どうして船は鉄でできているのに浮くのか?」を考えみてもよいと思います。

(2) 水圧の実験
ダイビングをされる方ならわかると思うのですが、数メートルも潜ると、水圧を体が感じるようになります。実際に体が水に押されているという感覚です。
しかしお風呂くらいの水深では、水圧を感じることができません。水道水で手を洗っているときも、お風呂で頭を洗っているときも同じです。ですからお子さんたちは学校や塾で水圧について学習しても、今一つピンとこないわけです。
そこで、水圧を手軽に実感できる方法を紹介します。

まず、大きなビニール袋に手を入れます。そして、その袋に水が入らないように(つまり手が濡れないように)手の先から湯につけるだけ。怪我などしたときに、患部を濡らさないように入浴時にする工夫と同じです。
すると、ビニール袋がてにピッタリと密着し、実際に水から水圧を受けていることを実感できます。一見バカバカしい実験ですが、新鮮な驚きがありますよ。

このほかにも、豊富に水を使えるお風呂は様々な実験を行うことが可能です。

ぜひイマジネーションを膨らませて試してみて下さい。

節水も心がけ、あまり遊びすぎて風邪をひかせないよう注意して下さいね!
身のまわりの理科2011年03月22日16時29分

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主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。