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季節の変わり目

家庭学習2011年03月28日16時06分
もう4月になろうというのに、なかなか春らしくなりませんね・・・。

それでも日中は「春らしい暖かな風だなぁ」と思うようなそよ風が吹く瞬間もあったりして、新しい季節の到来を感じます。

さて、まだ気温が低いとはいえ、街を歩けば春の植物がつぼみや花をつけ、少し前まで花芽だったコブシやモクレンの花が咲き始めています。あの毛だらけの冬芽からこの花が咲いたのかと思うと、ちょっとした驚きを感じてしまいます。今年はスローペースのようですが、サクラの開花ももうすぐですね。わざわざ遠くの里山に出かけなくても、街中の公園や緑地を散歩するだけで、多くの生物に出会うことができます。特に変化を見つけやすいのが、春に花を咲かせる植物です。模試や入試でもおなじみの「オオイヌノフグリ」の可憐な花やタンポポによく似た花を咲かせる「ハルノノゲシ(ノゲシ)」なども、簡単に見つけることができます。

オオイヌノフグリの「ふぐり」は陰のうのことで、花が咲き終わったあとの実の見た目が似ていることから、とても気の毒な名前がついていますが、このことを含めてお子さんに話して実物を見せてあげると、絶対に忘れません(笑)。このような「話のネタ」がすぐに出てくればいいのですが、散歩中に見つけた植物が何であるか、すぐにわかる方のほうが少ないと思います。近頃は携帯電話のカメラも進化していますから、ごく近くから植物を写してきれいに保存する、といったことなど訳もなくできるものも多いですね。、とりあえず写真に収め、あとでインターネットなどで調べるのもよいと思います。

このように、たまにはお子さんと散歩に出かけてみましょう。中学生になると、確実に親御さんと一緒に出かける回数は減ります。自立心の芽生えと成長にしたがい、親と一緒に行動したがらなくなるのは、正常な成長の証ともいえますね。ご家族での旅行や帰省などは別としても、普段の何でもない日曜日に、何でもないご近所の公園を一緒に散歩する機会など、ほとんどくなるかもしれません。今のうちに近所の「お気に入り散歩コース」を作ってしまうのはいかがでしょう。

散歩はいいものです。

家のダイニングのテーブルに向かい合って座るより、並んで歩いているときのほうが素直な気持ちでいろんなことを話せるものです。中学受験生の場合、6年生になるとほとんど日曜日も休みなしで模試、塾のイベントと予定が詰まってしまうこともありますし、受験しないお子さんにはない悩みもあるでしょう。そんなお子さんの悩みを聞いたり、穏やかな気持ちでいろんなことを話しあったりするのに、散歩はとても適しています。

お子さんが成長して散歩の機会が減っても、たまにそのコースを歩くと、思いがけず素直な気持ちになったり落ち着いた判断ができたりするものです。

ここから急に気温が上がるようですから、少し遅れ気味だった冬芽たちも、一斉に開いていきます。

ぜひ、お子さんと出かけてみてください。


開花が待ち遠しいですね。
家庭学習2011年03月28日16時06分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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