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夏に備える

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かしこい塾の使い方 2011年05月13日10時00分
肌寒い日も少なくなってきたな・・・と思えば、あっという間に汗ばむ季節になってきました。

まだ5月、と思っていたら、あっという間に夏がやってきます。

今回は「夏に備える」がテーマですが、今から考え始めてちょうどよい、あるいは少し遅いくらいかもしれません。遅いというのはちょっと大げさかもしれませんが(笑)。

夏には、各塾で夏期講習が行われます。もちろん、お子さんが通っている学習塾でも講習会が行われると思います。多くの塾では、夏に備えて進学説明会が6月くらいに行われるようですね。そこではくわしいカリキュラムも発表されるのではないかと思いますが、その時点でもう夏期講習まで1カ月あまり。実際には、夏にやりたいことは夏休みと、その前の学校の短縮授業期間なども含めて考えたいですから、できる限り早く夏期講習の予定とカリキュラムを把握したいものです。

SS-1では、昨年度の夏期講習の資料をもとに、今年度の過ごし方を早い時期からご提案していきますが、確かにまず予定を組んでおいて、あとから修正する方法の方が、直前にバタバタするよりは効率的だと感じます。

さて、では夏に向けてどんなことを用意しておけばよいのでしょうか?

まず、夏に何を達成したいか、リストアップしましょう。
科目、単元を具体的に挙げ、どのような状態になりたいかを考えておけば、夏期講習のカリキュラムが発表された時点で、夏期講習でその目的が達成できそうか、また達成できない(やりたかった単元が夏期講習カリキュラムに含まれていないなど)とすれば、代替の手段として何があるか、それを実行するのに時間はあるのか、誰に相談すればよいかなど、考えるべきことはたくさん出てきます。あまりに目的と夏期講習の内容がかけ離れている場合には、目的を変更するのか、夏期講習の受講を見合わせて他の方法で目的の達成を目指すのかを選ぶことができます。このような場合でも、早くから準備を進めておけば、何となくなし崩しに夏期講習を受講、という結果にならずに済みますね。

さぁ、そろそろ考え始めてみましょう!
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かしこい塾の使い方 2011年05月13日10時00分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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