中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

TV、雑誌など多数メディアに連日掲載

中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 ホーム -> 主任相談員の中学受験ブログ -> 辻義夫の中学受験に打ち勝つ家庭学習法 -> 家庭学習 ->効果の見込める学習に特化する

効果の見込める学習に特化する

家庭学習2011年05月14日19時50分
気温がぐんぐん高くなり、なんだかもう夏のような気候になってきました。と言っているうちに、あっという間に本当に夏になってしまうのでしょうが・・・

・・・その前に、夏の学習に限らず、「できるだけ効果の見込める学習に特化する」ことが得策だというお話をしましょう。

言ってみれば当たり前のことなのですが、これを貫くのは結構難しいものだと思います。

たとえば、こんな経験がある方もいらっしゃるのではないかと思います。

「・・・今日は塾の算数の宿題をさせなくちゃ。明日は算数の授業のある日だから、しっかり復習してテストに備えてもらわないとね。」
と思っている日に限って、お子さんが学校で思い切り遊んで帰ってきたり、理由は分からないけどグズグズして、気乗りしない様子だったり。
「早く宿題をするのよ。」と言っても、なかなかとりかかろうとしなかったり、とりかかってもなかなか進まなかったり・・・。

そうこうしているうちに時間はたっていき、やがてもう寝る時間も間近。お子さんはお風呂にだってまだ入っていません。こうなってくると、もうお母さんの心中は穏やかではありません。

「今日やらないと、明日学校から帰って来てから塾に行くまでの時間なんて、ほとんどないし・・・朝早く起こして、残りをさせようかしら・・・」
「このまま今回の単元をよく理解していないまま進んで行ったら、あとあとどうなると思ってんのよ!」
「眠たいだなんて、あなたがはじめからグズグズせずにとりかかっていたら、こんなことにならなかったんじゃあないのよ!」

なんて考え始めると、ついつい
「ここまで終わらなかったら、寝かさないわよ!」
なんて。

お母さんたちも、そんな時間がいかに無駄なものであるか、よくわかっていらっしゃいます。

きっとこのようなときは、「わかったわ。じゃあ今日は寝なさい。明日少し早く起こすね。」
と言ってあげて切り上げるのが得策です。夢うつつの状態のお子さんと深夜に続ける「作業」ほどお母さんを消耗させるものはないですから。

確かに、今日やらなければ明日の塾には間に合いません。そして、復習テストでも悪い点をとるかもしれません。グズグズしてなかなか宿題に取り掛からなかったお子さんも悪いのです。お母さんに非はありませんね。純粋に、お子さんのことを考えるからこそ、腹も立つわけです。

でも、このまま続けても、たいして結果は変わらないですよね。

それなら、今日は十分睡眠をとらせて、また明日、または今日できなかったことはきちんと覚えておいて、いつかの機会に「テコ入れ」を行えるように準備するのが、より効果の見込める学習と言えるでしょう。

この「後日」をきちんと設定してあげられるかどうかで、お子さんの学力には差がついていきます。それをしてあげられるのは、お父さん、お母さんしかいませんね。

お子さんがなかなか宿題にとりかかれなかったのにも、きっと理由があるのでしょう。

明日、「昨日はどうしちゃったの?」と聞いてあげれば、意外に素直なお子さんの気持ちが聞けるかもしれませんよ。
家庭学習2011年05月14日19時50分

ページトップへ戻るページトップへ戻る

主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。