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新聞取材で気付いたこと

出版など2011年08月06日19時28分
私が統括を務めるSS-1関西は、兵庫県と大阪府で教室を運営しています。

その兵庫県に本社をもつ神戸新聞社という新聞社さんがあるのですが、縁があってその紙面に掲載される「週刊まなびー カリスマ先生のノート拝見」というコーナーの取材に協力させていただいています。

http://www.kobe-np.co.jp/news/kyouiku/manabi/notehaiken/P20110724MS00136.shtml

これは、読者であるお子さんたちの「どのようにノートを取れば学習に役立つだろう」という疑問に、実際にお使いのノートを持参してもらい、それを一緒によくしていく過程で答えていくというものです。

もちろん、新聞の読者からの一般公募の方たちですから、対象者は中学受験生とは限りません。学校のノートの取り方で困っているとか、試験前に学習に利用できるノートを作りたいとか、はたまた自由研究をまとめるには、といったものまであります。

そこで気付いたことですが、ほんの少しのことを知らなかったために非常に困っていたり、損をしているお子さんが非常に多いということです。これは、進学塾に通っている中学受験生も、小学校の勉強をしているお子さんも同じです。

そういえば塾でも学校でも、そして私自身の過去の経験でもそうなのですが、「ノートにはこのようになことを書きなさい」と指導されることは、そう多くないようです。

たとえば左端に線を引いて、ページ番号や問題番号はそこに書きなさいとか、ページを半分に折って、その半分を計算用として使いなさいとか、そのようなことは言われますが、

「ノートにはこのようなことを書きなさい」

とはあまり言われたことがないのではないでしょうか?

私はお子さんたちに「ことばは言って、聞いただけでは流れていってしまうから、大切なことはノートに書き留めておこうね」と言うのですが、それが難しいんですね。特にお子さん一人で勉強しているときには。

「これはとても大切だから、ノートに書いておくんだよ。」と言われれば、もちろんお子さんはノートにそれを書き写すでしょうし、進学塾ではその時間も与えられるのが普通です。

でも、本当に役に立つノートとは、お子さんの言葉が書き留められているノートです。
お子さんの思考過程が、お子さんの言葉で語られているノート。
それが、あとでお子さんが見たときにもっとも役立つノートです。また(以前も述べたと思うのですが)あとで役立つだけでなく、「今役立つ」んですね。
せっかく考えがまとまりそうな瞬間に、それを頭の中だけにとどめていると、どうしても拡散してしまいます。その思考を「本筋」に戻してくれるのが「文字にして書きとめる」という行為です。

ことばがあちこちにちりばめられた算数や理科のノートを作るお子さんは、必ず理数系に強いお子さんになると思います。

また、新聞社の取材で感じている驚きは、(学習に関する取材に応募されるくらいですから当たり前かもしれませんが)お子さんの意識がとても高いことです。

自分のノートをよくして学習に関して自分を向上させよう、という意識の高さに、なんだかとても嬉しくなってしまいました!
出版など2011年08月06日19時28分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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