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自信の源

子育て2011年09月29日09時00分
当たり前ですが、自分のお子さんと他のお子さんとを比べたら、自分のお子さんの方が大事ですよね?
言うまでもなく、親としてわが子より大切なものなどないと思います。

さて、お子さんたちが非常に嫌がることの1つに、「比べられること」があります。

塾に入り受験勉強をし始めると、他のお子さんと比べられることは避けられません。毎週のテスト、模試、そして中学校の入学試験。すべて比較して順位をつけるためのものですから、嫌だといって避けられるものではありませんね。実際、塾の先生に「君は1番、君は2番。」と順位をつけられても、お子さんたちはあまり「こたえて」いません(このことで「うちの子、こんなに競争心がなくて大丈夫かしら。受験を乗り切れるかしら。」と心配される親御さんはいらっしゃいますが)。

では、何が堪えるのかというと、塾から帰りお母さんに「◯◯君1番だったんだってね。すごいね。□□君も次はがんばろうね。」と言われた瞬間。

「お母さんは僕より◯◯君の方を見てるの?僕の方が大事じゃないの?」という気分になるわけです。

「なに甘えてんのよ!」って気持ちになるかもしれません。
でも多分、お子さんにとっては大問題です。「私の子どもなんだから、あなたが1番大切なのは当たり前じゃないの」と思われるでしょうが、時には面と向かって、口に出して言ってあげてください。

誰かに大切だと言ってもらった瞬間、人は強くなります。特にお子さんは、お父さん、お母さんから大切にされていると感じることで自信をつけていきます。勉強が辛いと感じるとき、何より励みになるのは「自分にはできる」と思えることですよね。

やがて十代半ばになると、お子さんたちはお父さん、お母さんからの精神的な独立を志向し始めます。独立しなきゃいけない自分と、確固たる自信のない自分のはざまで揺れ動く時期です。反抗期と呼ばれるものですね。それを乗り越えて大人になるわけですが、社会に羽ばたいてからも、逆境に遭遇したときに頼りになるのははお父さん、お母さんから与えられて自分が育ててきた自分への信頼、つまり自信です。

「自分は価値ある人間だ。だからこんな問題に負けるわけにはいかないんだ。」と思えることです。

その自信の源をたくさん与えてあげられるのは、今しかありません。

ときには、

「あなた(たち)が世界で1番大切だよ。だって、あなた(たち)はお父さんとお母さんの子どもなんだもん。」

と真正面から伝えてみてくださいね。
子育て2011年09月29日09時00分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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