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高度なバランスの開成中理科

中学受験2012年02月03日16時03分
開成中学校の合格発表が本日ありました。

理科の問題を解き、例年通りの難しさ(ちょっと難度が上がっている印象です)に納得。そして問題を小問ごとに(小問数の考え方や分類の基準は私の独断ですが)知識、思考、計算の3つに分けてみました。

「知識」=覚えているだけでなんとかなる問題
「思考」=与えられた条件を整理して答を導き出す問題、ただし計算を伴わないもの
「計算」=与えられた条件から計算を用いて答えを導き出す問題

という分け方です。

さて、2012年度は
知識=6  思考=11  計算=6
となりました。

ちなみに同じ条件で2011年度も分類してみると
知識=8  思考=11  計算=10
でした。

このことからわかるのは、計算を伴うものでなくても、しっかり考え抜かなければならない問題が多く出題されることです。

つまり計算力だけでなく、条件を整理する力や、それらをもとに分析、試行、判断する力を高度なところで求めているということだと思います。

2012年度の出題では「思考」に属する問題が約半分を占めているわけですから、ここを乗り越えなければ合格を勝ち取ることは難しくなります。

多くの進学塾では3年生か4年生から理科の学習が始まりますが、そのころから意識して「考える」ということに取り組むことが必要だと思います。「理科は覚えれば何とかなる科目」という意識をつけないような学習に、長期計画で取り組んでいくべきですね。

本当にバランスにいい出題をする学校だと思います。さすがですね!
中学受験2012年02月03日16時03分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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