中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

TV、雑誌など多数メディアに連日掲載

中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 ホーム -> 主任相談員の中学受験ブログ -> 辻義夫の中学受験に打ち勝つ家庭学習法 -> 中学受験 ->解き応え満点の麻布中学校

解き応え満点の麻布中学校

中学受験2012年02月27日14時50分
2012年度の麻布中学校理科も、とても麻布らしい問題だったと思います。

まず大問1、麻布ならではの「長文問題」です。カッコウのたく卵に関する文章ですが、長文ということは、その中にたくさんのヒントがちりばめられている、ということでもあります。カッコウは、他の鳥の巣に産卵し、その親鳥に子を育てさせるという性質を持つんですね。
カッコウが意外に早いスパンでたく卵する相手を変えていることに、驚いた受験生もいるのではないでしょうか。

大問2、濃縮還元ジュースに関する計算問題、そして2011年にも蒸気機関の仕組みについて考えさせる問題がありましたが、今回は「らんびき」という蒸留機の使い方について考える問題です。計算部分は、理科計算の得意な、あるいは好きな受験生たちにとっては、とても解き応えのある、楽しめる部分であり、麻布中学校の問題の真骨頂だと思います。

大問3は重心に関する問題です。「やじろべえ」のつり合いに関する問題は、難関・最難関中学校ではよく扱われる問題ですが、ぜひ実物を触る機会をあげたいですね。簡単に作れますし。

大問4、地層に関する問題。先の大地震で起きた液状化や、放射性物質に関する話題(計算問題)など、時事問題的な要素もふくまれたものです。

表題にも書きましたが、計算で解く問題の難易度は、関東地方の私立中学校の中でも最高レベル、全国でも屈指といえるでしょう。この難しさは、どちらかというと関西地方の最難関中学校の出題に近いものがあります。対策として、たとえば甲陽学院や西大和学園など、関西の難関中学校の入試問題に取り組んでおく、といったことが考えられそうですね。
中学受験2012年02月27日14時50分

ページトップへ戻るページトップへ戻る

主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。