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解法知識の研究③

中学受験2012年11月02日01時37分
今日から11月ですね。

10月までは運動会など学校行事などで今ひとつ頑張れなかったけど、今日から頑張るぞと、決意も新たなお子さんも多いのではないでしょうか。

さて、首都圏の統一入試日まで3ヶ月となった今からは、代表的な問題解法をどんどん知っていくことが効果を発揮すると思いますが今回は地学です。

では早速問題です。

【問題】
あるがけで、図のような地層がみられました。
がけAはレキ岩、Bは砂岩、Cはギョウカイ岩、Dはデイ岩です。
 
20121102_01.jpg

A層~D層がたい積していったとき、この地点は海でしたが、その水深はどのように変化したでしょうか。次のア~オから適切なものを選んで記号で答えなさい。

ア だんだん浅くなった。
イ だんだん深くなった。
ウ 変化しなかった。
エ 浅くなってから、深くなった。
オ 深くなってから、浅くなった。

【解答・解説】さて、これは中学入試で非常に多く問われる問題です。

なぜ地層から水深を考えることができるのでしょうか。
実は簡単なことです。

この図を思い出してください。
 
20121102_02.jpg


川が海に注ぎ込む河口部分では、過去に高い方から小石・砂・泥がたい積するのは、受験生が習うことですよね。粒が重い小石はすぐに沈み、粒が軽いどろ(ねん土)は遠くまで流されます。

つまり、堆積しているものの粒の大きさが

小さい⇒深い
大きい⇒浅い
ということなんですね。

先に堆積したD層ができたころは、堆積している粒が小さいことから、このあたりは深い海底であったことがわかり、逆に一番新しいA層ができた頃は、浅い海底であったことがわかります。

こういう「なりたち」をしっかり理解していると、正答できるんです。

こたえは ア です。


入試にもよく出るこの切り口、ぜひ覚えておきましょう!

20121102_03.jpg

皇居お堀の白鳥。季節を感じさせる鳥ですね。皇居のお堀の水はどこかから引かれているわけではなく、雨水など流れこむ水だけだそうです。都心ですが緑がありひろびろとした環境は、生きものたちにとっては絶好でしょうね。
中学受験2012年11月02日01時37分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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