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麻布中学校2013年を解いて

中学受験2013年02月14日11時26分
まだまだ寒いですが、暦では立春を過ぎて春の足音が近づいていますね。

首都圏での中学入試も一段落し、受験生とお父さん、お母さんも一息ついているところではないでしょうか。

中学進学が決まった6年生たち、新しい生活に向けてしっかりと準備をしてくださいね。

もしお子さんの受験が来年以降なら、お父さんお母さんは、ぜひ覚えておいてください。

受験後、学習習慣をなくさないよう勉強にとりかかるのは、1週間後が目安です。

せっかく受験勉強を通して築いた学習習慣、これは大きな財産です。受験後なくしてしまわないよう、心に留めておいてくださいね。


さて、では今回は2013年度 麻布中学校 理科の感想です。

大問1 ペットボトルや缶など飲料の容器に関する問題。多くの学校の入試問題の題材としてとり上げられがちな問題ですが、問8に手強い計算を用意しているところが麻布らしいです。他の小問は、日常どれくらいものを観察する視点を持っているかが問われるところですね。カラー写真が使われています。

大問2 生物の定義に関する問題です。高校生が生物の授業の時にプレパラートの写真を見て「生き物ですか?」と先生に質問したという笑い話を聞いたことがありますが、改めて受験生に「生物とは何か?」ということを正面から問うています。ドラえもんの挿絵を入れるなど、茶目っ気もたっぷりです。

大問3 光に関する問題。この分野は断面図で考えるのがセオリーなのですが、そう単純には処理できないように、立体的に考えざるを得ないようなつくりになっています。憎いですね。

大問4 火星探査車「キュリオシティ」に関する問題。他の惑星に着陸するのに「スカイクレーン」を使ったことで話題になりましたが、受験生たちは興味を持っていたでしょうか。いろんな学校の過去問で見た「マーズ・パスファインダー」と混同してしまった受験生もいたのではないでしょうか。


改めて解いてみると、純粋な計算問題は数問と少ないながら、全編思考と試行を要求し、視点を変えたり一点に集中して熟考したりと、学力における「体力」を要求する難問ぞろいと言えるでしょう。かなり難度の高い年度ではなかったかと思いますが、麻布らしい問題でした。


さて、新年度が始まりましたね。受験生のみなさん、自身の受験の日を目指して、しっかり準備を重ねていきましょう!


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もう梅の花がほころんでいました。春はすぐそこです!
中学受験2013年02月14日11時26分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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