中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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「考える」力がつく勉強

家庭学習2013年02月28日12時48分
今日はぐ~んと暖かいです。

あとひと月もすれば桜が咲く季節。

楽しみですね。


実は拙著「SS-1メソッドで理科の点数を一気に上げる!」の最新版が発売になり、
今発売キャンペーンの真っ最中です。

興味のある方はよろしくお願いします。

書籍改訂にあたり、今年も様々な入試問題を解き、
東西のいろいろな先生方と出題傾向や関東、関西の特色などを
話し合ったのですが、やはり感じたのは、

最難関中、御三家の出題はレベルが高い

ということです。

単に一問一問が難しい、ということではなく、
全体として「合格点を取る」ということの難しさが絶妙、
ということです。

もちろん、御三家にも単なる知識問題は出題されます。
しかし全体の2?3割は「考える力」を要求するもの。

ここが全滅に近いと、決して合格点がとれないつくりです。

少なくとも、この難問たちのうち、半分くらいを正解しないと
合格ラインには届きません。

では、こういった難関校特有の難問を解く力、つまり「考える力」は
どんな勉強をすればつくのか?

塾に通っているだけではつかないのか?

といえば、残念ですがつかない場合があります。

もしもお子さんが今低学年なら、ことさら毎週の塾の
「復習テスト」や「確認テスト」でいい点を取らせようと
躍起にならないほうがいいかもしれません。

なぜかというと、「点を取ること」が目的になってしまうと
考えて解くべき問題を、覚えてしまうことでなんとかしようと
する場合があるからです。

あとひといき、もうちょっと考えれば突破できそな時に、
「まぁこれはこういうこととして覚えておこう」なんてことを
してしまうと、どんどん勉強は思考停止に陥り、面白くなくなります。

私のところに来られるお父さん、お母さんのほとんどが、この
「間違った学習法」の修正に頭を悩ませておられます。

「間違った学習法」から本来あるべき「考える学習法」に修正するのは、
もちろん早い時期が有利です。

でも、高学年になったからといって、修正が不可能な訳ではありません。

高学年になるまで「暗記型」の学習を続けてきたお子さんは、
「考える」⇒「わからない」⇒「覚える」という習慣がついています。

もちろん「覚える」という作業は学習の基本でもあるのですが、
あることがらの原因を考えることなく「結果」だけを覚えることを
習慣のようにしてしまっているんです。

この学習法の修正に必要な要素は3つと考えています。

それは、

①お子さん本人に「今の状況を変えたい」という欲求があること
②優秀な導き手がいること
③親御さんの応援があること

です。
たとえば②の導き手が未熟だと、
「すべてはお子さんのやる気次第ですから」ということになってしまいますし、
③が誤った方向に向いてしまうと、
ますます塾の宿題をがんばらせて、目前の「復習テスト」に向けて
お子さんに暗記型の勉強法を続けさせることになります。

つまり、一般に①にばかり目が向けられがちですが、
実は②と③が揃ってはじめて①の欲求をお子さんが表現できるんです。

②が本当に優秀な導き手であれば、
③の、お父さんお母さんの「がんばり方」も教えてくれるでしょう。

どうしてもお子さんと二人三脚の受験勉強が上手くいかない、

「もう中学受験なんてやめたほうがいいんじゃないか・・・」

と思っているような時に、
どうやって乗り切ればいいかをしっかり教えてくれる、
ちゃんと具体的で実行可能で、効果の出る方法を教えてくれる・・・

私もそんな優秀な導き手になりたくて、
日々勉強中です。

新年度が始まって間もなく1ヶ月。

お子さんが楽しく受験勉強に取り組めていますように!

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江戸東京博物館にて。展示物の質と量に圧巻されました!歴史と地理、どちらの学習にもなります。
家庭学習2013年02月28日12時48分

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主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。