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夏の準備をしよう

家庭学習2013年06月13日17時37分
関東では台風の影響もあり、
梅雨らしい天気が続いています。

関西では真夏のような気温になっているようですが、
ふと気づけば、あと一週間で夏至。

夏もすぐそこです。


さて、今回は夏の準備についてです。


お子さんたちは夏休みを心待ちにしているかもしれませんが、
お父さん、お母さんにはその前にぜひ取り組んでみていただきたいことがあります。


まずは、カレンダーのチェック。
お子さんの小学校の終業式はもちろん、
短縮授業の期間がある場合はその日程、給食なしの期間などもチェックです。

塾の夏期講習が始まる日もチェック。

すると、以外に「隙間」があることに気づくと思います。

学校が昼までしかないとか、夏休みに入ってから夏期講習が始まるまでに数日あるとか、
そういう日をチェックしていくんですね。

これで、普段できなかった学習を夏期講習までに片付ける候補日が挙がったわけです。


次は「やること」のリストアップ。
普段、やろうやろうと思っていたけど・・・
ということを思い出していくと、「こんなにたくさん!」になるかもしれません(笑)。

でも、ここでは欲張らず、絞りましょう。

「復習テストの直しも、こんなにたまっているのに・・・」
といった状態のご家庭もあるかもしれませんが、ここはグッとこらえて、
過去数ヶ月の公開テストを出してみましょう。

この2月からのものだけでもいいですね。

そして、お子さんの間違った問題の中で、正答率の高いものをリストアップします。
どれくらいの正答率を、直しをするかしないかの基準にするか、ということですが、
たとえばお子さんが、塾のいわゆる「上位クラス」に在籍している、
または上位クラスを目指している、という場合は、30%台くらいが目処、
ひとまず中位クラスあたりをキープしたい、という場合は40%台くらい、
といったイメージでしょうか。

ここで注意していただきたいのが、

難問なのに正答率が高い問題がある

ということです。

算数や、国語の記述問題などは、比較的に難易度と正答率は関連性がありますが、
理科などの選択問題では、難問でも意外に正答率が高い場合があります。

たとえば、問題が三択の場合、みんなが当てずっぽうで答えを選んだら、
どんなにその問題が難問でも、計算上正答率は約33%になるはずです。
選択問題でなくても、天体の問題で「四方位で答えなさい」というようなものは
実質四択ですから、同様です。

全員がまばらに、色々な答えを選んだとしても、ある程度の正答率が出るのですから、
きちんと正解するお子さんも一定数いることを考えると、
難問でも正答率の高い問題が存在するわけです。

ですから、一概に正答率だけですべて判断するわけには行きません。

ある程度、塾の先生などプロの力も借りたほうがいいということですね。

私もよく、問題の重要度や「本当のレベル」を聞かれ、お答えすることがあります。


夏休みまでに、どんどん苦手単元と時間を見つけて、
しっかり克服できるといいですね。


苦手克服の作業は、1回の機会に1つ、といった具合に決めておくことをお勧めします。

あるいは長い時間を確保できたときには、
お子さんの「やる気の波」を小さくさせないように、
苦手・得意(好き)を繰り返しやるといった工夫もしてみるといいですね。

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夏の到来を感じますね~。
家庭学習2013年06月13日17時37分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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