中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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受験生なのに余裕?

中学受験2013年09月05日10時30分
9月に入りましたが、日中の暑さは相変わらずですね。

地上付近の熱い空気と、上空の寒気が触れ合って、大気が不安定になり、

竜巻などの自然災害も起こっていて、気をつけたいものです。

また被害にあわれた方には、お見舞い申し上げます。


さて、9月になると、6年生は受験を見据えた「直前期」に備えた
準備の段階に入っていきます。

また他の学年のお子さんにとっても、秋をうまく乗り切って、
次の学年のスタートをよい形で切るための
準備の時期ということになりますね。

夏期講習など日程的にも大変だった夏休みを終え、
2学期には学校でも運動会などイベントがあるかもしれません。

計画的に勉強したいのに、なかなかスケジュールが思い通り組めない、
というお悩みも、毎年多くのお母さんたちからお聞きします。

中には運動会の練習がほんとうに大変で、
「朝練」が毎日のようにあるという小学校もあるようです。

そんな中、塾の大量の宿題をこなしながら毎日の生活を送る受験生。


・・・でも、まれに「余裕綽々」なお子さんっていませんか?

塾にも通っているし、運動会の練習も元気よくこなしていて、
学級委員のようなことまでやっているようなお子さん。

それで模試の結果は、トップ10に入っていたりするお子さんです。

私もこれまで何人かこういうお子さんを担当したことがあります。

まわりから「天才児」と見られることが多いのですが、
こういったお子さんの学習・思考法には共通点があります。

1つは、低学年の時から、そして高学年になっても、
「何かに没頭する時間」をもっていること。
それはたとえば将棋であったり、算数オリンピックの問題であったり、
お子さんによって様々ですが、低学年のころから続けている事が多いです。

そして2つめは、それら没頭することについては、
突き詰めて考え切る習慣があることです。

たとえば、カードゲームでこの手を最初に出すと、必ず負けるのはなぜか。
算数オリンピックの過去問集の解答例と違った解き方だが、
正しいはずなのに模範解答と違った答えが出たのはなぜか。

この「考え切る」という習慣は非常に大切で、
これができるお子さんは、「1回で問題をモノにする」ということが
できるようになります。

具体的には、次回同じ問題が出たというときにできるのはもちろん、
考え方や目の付け所が共通、思考の進め方が似ている、
といった、もはや類題とは呼べないような問題まで、
広くカバーすることができるのです。

1つの問題を解くことが「点」ではなく、「線」や「面」の状態で知識となり、
関連する問題への対応力がつくのです。

この学習のしかたのポイントは
「あらゆる可能性に備えておく」
ということです。


「今回は正解できたけど、もしもこの部分の条件がこうだったら解けるか?」

「もしもこれが平面ではなく立体だったら、同じ考え方は通用するか?」


ということを検証するので、出題者の「応用力を問う」という行為に
先回りして対応していることになるのですね。


簡単な問題からでいいので、こういった習慣をお子さんにつけてもらうことに
チャレンジするのは、お子さんが今何年生でも、価値あることです。
お子さんが低学年なら高学年の学習に、高学年なら中学、高校の学習に
必ず生きてきます。


ぜひ試してみてください。


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9月、街で見かけるセミ、聞こえてくる鳴き声も変わってきました。
残暑に負けず、元気に過ごしましょう!
中学受験2013年09月05日10時30分

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主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。