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麻布中2014年理科

中学受験2014年02月20日18時11分
今年のバレンタインデーは大変な雪となりましたね。
この大雪の被害にあわれた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

子どもたちは、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり・・・
元気に駆け回る姿が、私の住まいの近所でも多く見られました。



さて、今回は麻布中学校2014年理科の問題を解いてみましょう。

大問4なのですが、ちょっと問題の前半部分を掲載してみす。

20140220_01.png

問題の前半部、問1~問3を解くのに、
これだけの分量の文字を読ませるんですね。
このタイプの出題、麻布の特徴的なところですが、
大問によってはもっと長いものもあります。

さて、問1ですが、宇宙のはるか遠くにある星を、
宇宙に飛び出すことなく、できるだけ離れたところから見るには
どうすればよいか、という問題なのですが

ついつい

20140220_02.png

と考えてしまいがちです。
ここで、

図1をヒントにできるといいですね。
地球は太陽のまわりを公転しているので、もっとも地球が
離れている2点に注目です。

20140220_03.png

が正解ですね。

そして図2では、星までの距離を考えるのに、遠い星ほど
Yのようになり、近くにある星ほどXのようになるので、
この角度を使って星までの距離を計算しよう、そして
主な恒星の角度が「表」として示されています。

問2 表のア~カの中で、地球からもっとも遠い星は何光年の距離にありますか。
計算して整数で答えなさい。答えが割り切れないときは小数第1位を四捨五入して
答えなさい。

ですが、もちろん小学生が星までの距離である「光年」を計算する方法を
知っているわけがありませんので、どこかで説明されているはずです。
長い文章ですが、しっかり読み、落ち着いて探します。

本文の下から8行目に、
「6.5をこの数値で割ると、それぞれの星の地球からの距離(光年)を
計算することができます。」

とあります。

こういう問題でうろたえないようにするには、
「出題者から教えてもらっているような気持ち」で問題を解くようにすれば
いいのです。

難関校ほど、この心構えで臨まねはなりません。

問2ができれば、問3も絶対できるという作りで、しかも問4は夏の大三角を
答えるだけの問題。問7も基本問題ですから、これだけ押さえれば合格ラインは
見えてきますね。

こういう麻布のような問題を解いて「面白い!」と感じる受験生になるように
しっかり練習していきましょう!
中学受験2014年02月20日18時11分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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