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考え抜くということ

中学受験2014年03月20日13時12分
こんにちは、辻です。


私は、「考え抜く」「解き切る」という表現をよく使います。

考えて、考えて、試行錯誤し、もうこれ以上適した答はない、
という解答を出すという意味で使います。

この作業の大元になるのは、ごく小さい頃からの学習体験です。

何かに没頭する時間、夢中になって考える時間を
小さい頃にいかに与えてあげられるかで、
「解き切る」ことができるお子さんになるか
できないお子さんになるかが決まるように思います。

「頭の中でちゃちゃっと考えて、すぐに答を出すんです。」
というお悩みをお聞きすることが多いです。
そのようなお子さん、実は頭の良い子が多いのです。

「あともうひと踏ん張り、考えぬけるといいのにな。」
と感じることもしばしばです。
実は本人も、それで悩んでいたりします。

頭の回転の早さは自分でも意識でき、自分は出来る子のはずなのに、
灘中の問題は解けない。
それは、灘中の問題が「考え抜く」「解き切る」ということを
要求するタイプの問題だからです。

それに気付いて、自分の学習スタイルを意識的に変えるという
勇気ある決断をする子もいます。
学習スタイルが良くなれば、結果も良い方に変化します。

学習スタイルの変革は早いほうがいいですが、
いつからであっても、遅すぎることはありません。

「頭の中でちゃちゃっとやらないで、ちゃんと書くのよ。」
とお母さんが口を酸っぱくしても、あまり効果はありません。

「今のその答、なぜその数字になったか教えてくれる?」
「それを考えるとき、何があったら考えやすい?」
「説明してくれるかな?」

といった対話の中で、少しずつ考え抜く習慣をつけ、
それをだんだんレベルアップさせる作業が必要です。
簡単な作業ではないですが、着実にできる方に巡り合えれば
お子さんの学習が大きく変わるはずです。

家庭教師や個別指導教室を選ぶ場合は、ぜひ授業を見学して、
講師とお子さんの様子をじっくり観察してみてください。

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大人の頭の体操にもおすすめの2014年灘中1日目。
中学受験2014年03月20日13時12分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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