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お母さん、算数をやってみませんか?

中学受験2014年04月10日22時16分
こんにちは、辻です。


今日は、受験勉強を楽しむ「算数のすすめ」です。




幼稚園くらいから受験勉強をさせ、小学校を受験させる。そして小学校に上がったらまた幼児教室で、3年生位からの受験塾に備える。受験塾に上がると上位クラスを目指し、難関校を目指した特訓講座に入るために頑張らせる。

別に中学受験の世界では珍しいことではありませんし、私もそういった塾で教えていた時期があります。冗談のようですが、指導技術を磨き「いい先生」と噂されるようになれば、お母さん方から「先生の授業をいつか受けられるよう頑張ります!」とまで言われるのです。

そんな環境の中で、ぐんぐん才能を発揮して、伸び続ける子もいます。そのような子はたいてい御三家や灘などの最難関校に合格しますが、私の経験上すべてのお子さんの1%未満です。

多くの子どもは途中で成績が低迷します。大量の学習を短時間でしなければならないため、勉強の中に「考える」という要素が少なくなり、面白みがなくなっていくからです。割と早い時期にそれに気付いて、私のもとを訪れる方もいます。お子さんの能力が高いと、かなり高学年まで同じ勉強法を続けてしまうので、成績が落ちるのです。

これから本格的な受験生になっていく低学年のお子さんには、じっくり考え抜くという機会をぜひ与えてあげてください。小学1年生から3年生くらいまでは、塾に通わせなくても大丈夫です。

それよりも、お子さんが何に一番興味を示しているかをじっくり観察してあげましょう。興味のあるものには没頭できます。勉強以外のことに没頭しても意味が無いんじゃないか、というのは早計です。

宇宙とか、昆虫とか、魚とか、なんでもいいのです。大好きなことに没頭させてあげる時間を、意識的につくってあげることです。

そうするとお子さんは、考え抜く楽しさ(それは苦しさとも隣り合わせですが)を知っていきます。考えて、考えて、それでもわからなくて、一晩寝たら次の日にはひらめいた、ということが現実におこります。そういう経験を積んだお子さんは、勉強に関しても同じなんだと理解しやすいのです。

「勉強はつまらなくて、退屈で、嫌なもの」という捉え方をしないのです。

たとえば、算数オリンピックの問題。お子さんと一緒に考えぬき、一週間に一問、それぞれが答えを出す。算数オリンピックでなくても「中学への算数」の学力コンテストでもいいでしょう。

真剣に算数を勉強すれば、お子さんとの共通の話題が増えます。いや、その話題で持ちきりになるかもしれません。やってみませんか?

「できた?」「わかった?」「ウソ!?」「ほんとに!?」といった会話が食卓で飛び交えば、楽しいと思いませんか?
中学受験2014年04月10日22時16分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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