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中学受験理科 生物・地学の勉強法(暗記)

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中学受験 2014年04月17日14時17分
こんにちは、辻です。


何度か触れてきたことですが、今回は暗記法に関してまとめておきたいと思います。

■生物の暗記は「名は体を表す」が効果的

生物に限らずですが、何でもその名前には「由来」があります。たとえば「オオイヌノフグリ」という植物がありますが、「大犬のふぐり」という名前なんですね。大きな犬の「ふぐり」なわけです。では「ふぐり」ってなんなの?となります。ちょっと大きい声で言うのもなんですが、睾丸のことです。つまり大きな犬の睾丸。私はお子さんには「タマタマ」などと伝えますが、以後この植物の名前、実の形を忘れることはありません。

「コオニタビラコ」は漢字で書くと「小鬼田平子」です。田平子とは、田のあぜ道などにロゼットを広げた様子を表し、なぜ小鬼なのかといえば、オニタビラコ(鬼田平子)という植物の小さなもの、という意味です。 

 このように、名前の由来を知っておくことで、カタカナでただひたすら暗記するのに比べて、ずっと長く、正確に覚えておけるようになります。他にも以下のようなものがあります。

・オオバコ
「大葉子」と書く。しゃもじのような形の大きな葉を地面に広げたロゼット葉からついた名前。

・スズメノエンドウ
エンドウなのでマメ科ですが、「スズメ」は小型ということ。少し大きなものは「カラスノエンドウ」と呼ばれます。

・カタバミ
「片喰」と書きます。昼間開いている(ハート型の)葉が、夜になると閉じて半分になっているように見えるからと言われています。

・シロツメクサ
「白詰草」です。16世紀後半、つまり戦国時代にオランダからガラス製品を輸入した際、割れないように詰められ渡来したため、白い花の詰め物にされる草、となりました。

・マツヨイグサ
「待宵草」です。「宵」つまり夕方、夜を待っているのです。夜に花がさくのですね。「宵」がうまくわからない子には「今夜」のことを「今宵(こよい)」というのは聞いたことある?とふってあげれば高学年なら多くの子がピンときます。

■星座は、総量を把握させてハードルを下げる

「星座が覚えられない」と私のもとに来るお子さんに、以下のことを伝えると、皆ずいぶんスムーズに覚えてくれます。

・星座は全部で88個しかないこと
・その中で、中学受験の学習で知っておかなければならないのは、せいぜい10個+αということ

宇宙というと「途方も無い」というイメージを持っている子が多く、何か非常にたくさんのことを覚えなくちゃ、とそもそもテンションが下がっているお子さんが多いのです。その心のハードルを下げてあげるだけで、「それなら覚えてみよう」と思うものです。


この他にも、暗記は工夫しだいで非常に効果を生み、楽しいものになります。お子さんの記憶の特性(見て覚える、書いて覚える、聞いて覚える、など。録音や録画が身近になった昨今ですから、「オリジナル耳勉強音源」の作成なども面白いかもしれません)も考えて工夫してみてください。

長くなりそうなので、残りは次回にしましょう。


ではまた次回。
お子さんの学習が順調でありますように。

20140417.jpg


シロツメクサ。可憐な花ですね。
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中学受験 2014年04月17日14時17分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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