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過去問をやってみよう

中学受験2014年06月12日11時58分
こんにちは、辻です。


夏休みになると、そろそろ過去問をやりましょう、
と塾の方から言われるかもしれません。

過去問に関しては、なぜか「まだやらないでください」と、
けっこう遅い時期まで言われる塾もありますが、
私はそうは思いません。

6年生は夏休み前に、1度志望校の過去問を解いてみましょう。
受験学年とは言っても、まだ実戦力がついていないのが普通で
今過去問を演習しても、ろくに点が取れない可能性はあります。
それを前提に、自分に足りないものはなにかを知っておくのが
とても大切なのです。

公開テストなどで「初見の問題」への対応力をつけてきたとはいえ、
第一志望校の先生が本気で作ったテストは、手強いものです。
ああ、こんな問われ方をするのか、とか、これから何をすればいいか、
考える機会にしましょう。

難関校ほど、単に知識があるとか計算力があるとかではない、
考える力や想像力、普段からの科目に対しての興味などを要求されます。

たとえば関西の雄、灘中学校。
非常に高度な思考力を要求される問題として有名です。
2014年度の理科の大問2は、天体(月)の問題です。
当然、満ち欠けの仕組みやその周期などの知識はつけているのを前提に、
「もしも月がお盆のような円盤だったら、おわんのような形だったら」
を聞かれています。

想像力、そして普段の経験で近い例がないかという記憶を
総動員する必要がありますね。

過去問を演習することで、
「灘中に合格するには、知識が有るだけ、計算が出来るだけではダメなんだ」
ということを受験生は学ぶのです。

灘中を受験する子は、もちろん塾では最上位、灘中コースに参加している
という場合も多いでしょう。高度な計算問題などにも触れる機会が多いです。
しかしそれだけではなく、自分なりに身近な減少に関して
「もしも○○だったら・・・」と考える習慣をつけておくほうがいいなと
気づくのは大切なことです。

私の経験上、灘や御三家をはじめとする難関校に合格するお子さんは、
「もしも・・・」を考える習慣がある子が多いです。
一緒に問題を解いた後に、「先生、この問題、もしも○○といった
設定だったら、どうなりますか?」という質問をする子も多いです。

まだお子さんが受験学年でなかったり、低学年だったら、
今から意識的に「もしも・・・」を習慣づけてあげるのもいいですね。



本当に球なのか、説明できるでしょうか・・・
中学受験2014年06月12日11時58分

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主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。