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新学年までに勉強を変えよう

家庭学習2014年12月19日09時38分
一年の終わりが近づいてくると、今年一年どうだったかな、と誰しも考えます。特にお子さんのことになると、それはもういろいろなことが気になってくるでしょう。

同じように塾に通い、同じ先生の授業を受け、同じテストを受けているのに、成績はお子さんによってさまざま。成績がいい子もいれば、がんばっているのになかなか結果が出ない子もいます。

この一年を振り返って、がんばっている割に結果が出ないな、と感じているなら、来年に向けて勉強のしかたをもう一度見つめなおしてみてはどうでしょう。結果が出ていないということは、何かやり方が間違っている可能性があるからです。

よくお母さんたちにお話しするのですが、塾の宿題を何度も繰り返してやらせている場合、ある時期から急に成績が下がることがあります。繰り返すことで問題の解き方を丸暗記する学習が習慣のようになっているからです。

高学年になって問題が複雑になり、複数の解法を組み合わせたり、条件をしっかり整理しなければ解けない問題が多くなってくると、丸暗記では対応できなくなるのです。

でも、解き方を覚えなければ解けないじゃないのか、と考える方もいるでしょう。

微妙に見える違いなのですが

「追い越しの旅人算では、速さの差を使って解く」

と覚えていることと

「追い越しの旅人算では、1時間あたりに進む距離の差の分だけ2人の隔たりは縮まるから、速さの差を使って解く」

と考えることの違いです。

「●●の解き方は■■」

ではなく

「●●は△△だから■■のように考えて解く」

がいいのです。

丸暗記の学習は、ふだんの勉強の中に「考える」という要素が少ないので、勉強自体が面白くなくなってきます。宿題をするのを嫌がるようになってきた子は、勉強を「面白くない作業」と捉えていることが多いものです。

年末、慌ただしい日が続きますが、ぜひお子さんの勉強の仕方を見なおしてみてください。

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街がキラキラと輝き始める季節ですね。
家庭学習2014年12月19日09時38分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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