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四谷大塚 第一回合不合判定テスト 算数に関して

中学受験2015年04月20日18時16分

四谷大塚の第1回合不合判定テストの算数を見て、感じたことがありました。

「ああ、受験学年への洗礼のような問題だな」

ということです。

大問1から解き始めて、大問3くらいまではミスなく解き進めたいところですが、大問2に図形の折り返しの問題が出ていたりして、算数がやや苦手なお子さんにとっては、序盤で「ああ、たぶんこれ間違ったな・・・」という印象を持った問題が複数あると、後半の出来に影響が出てきます。

算数が得意なお子さんは、大問5あたりまで順調に進んだのではないかと思います。大問6は速さの問題。
落ち着いて線分図(情景図)なりダイヤグラム(グラフ)を書けばいいのですが、「3.9分」という数字が出てきた瞬間に「待てよ、合ってるのかな・・・」と不安を感じたお子さんがいたかもしれません。

間違いなく解く方針を立て、そのとおりに正しく計算しているのだから大丈夫、という自信がやや揺らぐ瞬間です。

このような局面が数か所用意されているのが、6年生のテストです。

そして大問7です。タイルを隙間なく並べて正方形を作る問題はよくありますが、この問題は1辺4cmの正方形のタイルと、1辺5cmの正方形のタイルが交互に出てくる構成です。ここで気持ちの余裕がないと、「たぶんこれで大丈夫だろう」と、「できる大きな正方形の1辺は9cmの倍数」と考えてしまいがちなのですが、実はそうではないのです。

算数が得意なお子さんであれば、安易な解法で解こうとしているときに、気持ちの余裕があれば「待てよ、そんなに単純なはずないぞ」と思えるのですが、気持ちの余裕がなくなっていると、そう思えないのです。

大問8と9は難問。特に大問9は、ある程度の試行錯誤から規則性を見つける必要がある問題で、ここに力を注ぐ余裕があったお子さんは、かなり算数が得意なのだと思います。

このように、これまでより解いているときの精神状態が大きく結果を左右する問題づくりは難関校の入試問題ではありがちです。

今回結果が出なかったお子さんも、これを「いい勉強」と考えて、次回リベンジに備えてください。キーワードは「気持ちの余裕」です。

中学受験2015年04月20日18時16分

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主任相談員の辻義夫
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