中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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中学受験 小さな科学者を育てよう

かしこい塾の使い方2015年05月11日17時06分
先日、あるニュース記事を見ました。山口県のある小学生が、U字溝からカエルを救う「シュロの糸」という「発明」をしたという記事です。
田んぼ脇の水路というと、昔は様々な生物の生息、繁殖場所であり、それらの生物にとって無くてはならない場所だったと思います。
土を掘って作った水路は、晴天が続いても水分がなくなりにくく、雨が続いても様々な障害物があるため生物が流されにくかったのです。
でも、コンクリートでできたU字溝は、晴天が続くと干上がり、雨が続くと流れが早くなります。生き物が干からびて死んでしまったり、流されてしまうのです。
ある日、U字溝を流されていくカエルを見たその少女は「あのカエルは大丈夫だろうか」と心配になり、様々な実験を始めます。
色んな種類のカエルを捕まえ、縦方向にどれくらい飛び上がれるのか、横方向にどれくらい飛べるのかを調査すると、多くのカエルはU字溝から自力で出られないことがわかったのです。
そこで、シュロの繊維を三つ編みにしたものをU字溝に垂らし、その「シュロの糸」で助かったカエルがどれくらいいるかを、捕獲機を使って調べたそうです。すると、28回の調査で257匹のカエルが助かったことがわかったのです。
大人の人にアドバイスをもらいながらの実験だったそうですが、それにしても知恵と工夫と粘り強さに舌を巻きます。こんな小さな科学者が生まれる環境って素晴らしい、と思いました。
受験生は忙しいからそんなこと無理、と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。なぜなら、中学受験をする小学生が解く入試問題の内容は、実験と観察のオンパレードだからです。
よく私は問題を解いている小学生から「先生、この実験って僕にもできる?」と聞かれます。そんなときは、できるだけ手軽に、お金をかけずにあるものを使って実験できて、そこから学びが多く得られる方法を紹介するようにしていますが、そんなことを私に聞いてくる子どもは、理科が得意になっていくものです。
お父さん、お母さんも、たまにはお子さんといっしょに実験、観察してみませんか?小さな科学者の誕生になるかもしれませんよ。
かしこい塾の使い方2015年05月11日17時06分

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主任相談員の辻義夫
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