中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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中学受験 マイペースのススメ

かしこい塾の使い方2015年05月23日18時09分
中学受験に限らずですが、進むことのメリット、立ち止まることのメリットの両方を意識したいものです。
授業では「ここを端折ったら生徒が理解しにくくなるな」というポイントがあります。そこできちんと立ち止まって、相手の理解度を推し量りながら進めるのが、良い講師だと私は考えています。
でも、そこで講師はちょっと躊躇することがあるのです。なぜかというと、進めるべきカリキュラムがあるから。立ち止まってばかりでは、時間内に扱うべきカリキュラムを終えることができません。また多数の生徒を一斉に教えている、いわゆる「一斉授業塾」では、立ち止まるべきポイントが生徒一人ひとりによって違うため、それぞれの生徒に合わせることが難しく、結局、最大公約数的な授業になってしまうのです。
「マイペースのススメ」と題した文章ですが、一斉授業では、授業中お子さんは自分のペースで授業をうけることができないのです。つまり、自分が立ち止まってほしいと思うときに先生が立ち止まってくれるとは限らないわけです。
だから、ふだんからときどき立ち止まって、今理解が不十分な単元はどこか、確かめてみることが大切なのです。その大きなチャンスが春休み、ゴールデンウィークだったし、次の大きなチャンスは夏休みということになります。
でも、夏休みに入ってから立ち止まっていては少々遅すぎます。夏休みには塾の夏期講習がありますね。その夏期講習ではどんなことが行われるのか、我が子の苦手分野はどのように習うのか、学校の終業式から夏期講習の開始まで、何日あって、そのうちどれくらいの時間を復習や苦手克服に使えそうか。そして、いま我が子の苦手分野はどこなのか。そんなことを把握しておかなければなりません。
これが5月後半から2ヶ月の学習のテーマです。
また、通わせている塾の夏期講習は、それまでの復習をするのか(日能研や浜学園、四谷大塚などはこのタイプです)、夏期講習もどんどんカリキュラムが進んでいくのか(サピックスはもっともこれに近い塾です)、といったことも知っておくといいですね。
サピックスに通っているなら、夏休み前の短縮授業期間や、終業式から夏期講習開始までの期間に、苦手対策をしておきたいところです。日能研や浜学園なら、できる限り早く夏期講習のカリキュラムを入手し、お子さんの苦手単元がどのように扱われるのかをチェックです。
これくらい準備して夏休みに臨めば、お子さんも自分のペースでよい夏を過ごせるのではないでしょうか。
もうすぐ6月。気温も上がり、体調を崩しやすい季節になっていきます。
マイペース、よいリズムで夏に向かっていきましょう。

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銚子の海。久しぶりに水平線を見るとホッとしますね。
かしこい塾の使い方2015年05月23日18時09分

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主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。