中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

TV、雑誌など多数メディアに連日掲載

中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 ホーム -> 主任相談員の中学受験ブログ -> 辻義夫の中学受験に打ち勝つ家庭学習法 -> かしこい塾の使い方 ->子育て ->がんばってね

がんばってね

かしこい塾の使い方 / 子育て2015年09月01日20時40分
私は「がんばって」という言葉が好きです。これから何かに立ち向かおうとしている人、困難なことを解決しようとしている人に「がんばってね」と言うとき、あなたなら絶対できる、という気持ちになります。
相手の成功、幸せを願いながら言う「がんばってね」は、言われた人に大きな力を与えると思っているし、言うほうもとても幸せな気持ちになります。
しかし「がんばってね」という言葉は、使い方によっては逆の意味に伝わることもあります。勉強に関して「がんばってね」と言うとき、その言外に「そろそろがんばんなきゃダメよ」というニュアンスがあると子どもが感じると、お父さん、お母さんの期待と子どもの受ける印象は逆になります。また「がんばれ」という言葉そのものにプレッシャーを感じてしまうような場合もあるようです。
期待のしかたも難しいものですね。
我が子の幸せ、人生の成功を願わない親はいないと思いますが、その気持が正しく、気持ちのとおりに伝わるようにするには、言葉の選び方とその伝え方は大切です。
親子でも。
いや、親子だからこそ、どんな間柄よりも近く、濃い間柄だからこそ、言葉通りに伝わりにくく、歯がゆさを感じてしまうことが多いのではと思います。
たとえば親は、子どもが積極的で、先生にどんどん質問に行くようならどんなに安心だろうと考えます。内気で、なかなか先生に質問にも行けない我が子を見て、歯痒い気持ちになったことがあるお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。なぜそんな気持ちになるかというと、我が子が損をしているのではないかと思うからです。
でもそこで「しっかりしなさい」という意味の言葉は、決してお子さんに対して使ってはならない言葉です。「がんばれ」よりもさらに、親の気持ちが逆に伝わりやすい言葉だからです。
今日は9月1日、今日から学校が始まったお子さんも多いのではないかと思います。お父さん、お母さんと過ごす時間が長かった夏休みが終わり、また学校という「社会」に再び参加し始める日。徐々にその中で「しっかり」していくのです。
親から見れば、いつでも子どもは未熟なものです。お子さんが成人し、いい大人になっても、やっぱり「まだまだ未熟だ」と思うのが親です。
ゆっくり、気長に見守っていきましょう。

DSC_0170.jpg
もう秋の訪れですね。
かしこい塾の使い方 / 子育て2015年09月01日20時40分

ページトップへ戻るページトップへ戻る

主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。