中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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別の視点でテストなおしをしてみよう

かしこい塾の使い方2016年01月20日14時36分

「テストなおしをさせているんですが、また別のテストで同じような問題が出てきたら間違っているんです」

こんなご相談をよく受けます。
原因はいくつかあるのでしょうが、その原因の1つが

「同じような問題」であって「同じ問題」ではないから

だと思います。煙に巻いているわけではなく、大きな原因の1つはテストなおしのやり方にあるんです。

あちこちで述べているのですが、テスト直しは「テストの問題を解きなおす」だけでは足りません。できれば「間違った問題の分野を復習しておく」というところまでやっておきたいのです。

たとえば、インゲンマメの種子に関する問題で間違っているとします。どの小問を間違っているか確認すると、インゲンマメが子葉の部分に発芽の養分を蓄えている、ということは覚えているようです。

そして「インゲンマメと同じ部分に養分を蓄えている植物を選びなさい」という問題で、

ア イネ
イ ススキ
ウ エンドウ
エ ツユクサ

という選択肢から「エ ツユクサ」を選んでいるとしましょう。どう見ても正解はウのエンドウですが、この場合、幾つかのことが考えられます。可能性は低いですが、エンドウがインゲンマメと同じマメ科ということを知らないかもしれません。また同じマメ科だと知っていても、同じ科だからといって同じ場所に養分を蓄えるとは限らないと考えている可能性もあります。一方で、ツユクサがイネやススキと同じ単子葉植物(養分をはいにゅうに蓄える)だと知らないかもしれません。

ほかにもいろんなことが考えられますが、この問題のなおして得る知識が「エンドウは子葉に養分を蓄える植物である」だけではもったいないですね。もう一度、双子葉植物と単子葉植物について、どんな植物がこれらの区分に入っているのか、有はいにゅう種子と無灰びゅう種子との関係など、全体的に思い出し、覚え直すことができていれば、次にエンドウではなくヒマワリが出てきても問題ないわけです。

ちょっと極端な例ですが、テスト直しの中で(特にお子さん任せの場合)似たようなことがたくさん起こっているはずです。

年度末のテスト、ぜひこんな視点でテストを見なおしてみてください。



テストなおしに関する動画はこちら

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かしこい塾の使い方2016年01月20日14時36分

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主任相談員の辻義夫
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