中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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お子さんを教えていて腹が立ってしまったら

かしこい塾の使い方2016年03月16日10時18分
■「うちの子ったら、理解が悪くって・・・」

「うちの子ったら、理解が悪くって・・・」
そんなお言葉を面談でお聞きすることがあります。
お母さんはどうしても、我が子にしっかり勉強を身につけてほしいとの思いから、できていないことばかりに目がいきがちです。
「先生、何度教えてもわからなかったら、腹が立ちませんか?」
といったご質問を受けることもあります。
そんなときは
「いいえ、そんなことはありませんよ。」
と答えます。
これは別に私の気が長いとか、
プロだから意識的に怒りをコントロールしているとか、
そんなことではありません。

もしもそんなときに怒りの感情が湧くとすると、それはお子さんが理解できるように伝えられない、自分に対してです。

■「腹が立つ」気持ちの正体は・・・

お子さんの宿題などを見ていて、怒りだしてしまった経験があるお母さん、よく思い出してみてください。

そこにはいろんな気持ちが混ざり合っていたと思うのですが、その中に


「我が子が笑顔で『わかった!』と言ってくれるように伝えられない自分への腹立たしい気持ち」
「もうちょっとだけ、ほんの少しで理解できるはずの我が子が、なかなかそうなってくれないことに対するもどかしい気持ち」
「こんな調子でこのこ大丈夫かしら、他の子よりも遅れているんじゃないかしら、と心配する不安な気持ち」

その他、ここに書き切れないくらいにたくさんの「気持ち」が入り混じって、心の中に渦巻いているのではないですか?

そんな「気持ち」を全て合わせたものをお母さんたちは「腹が立つ」と表現するのですが、私はそれは全部合わせて「母親の我が子に対する愛情」だと受け止めています。

大切で、心配で、なんとかしたあげたいと思うから、「腹が立つ」のです。

だから、お子さんに勉強を教えていて「腹が立つ」と感じることがあることは、別に異常なことではありません。

■中学受験は「二度と戻ってこない時間」

ただ、一方でお子さんにはお子さんの「気持ち」があります。

大好きなお母さんの気持ちが『自分が原因で』大きく揺れていることに対する動揺、恐れと不安の気持ち。
お母さんは自分のことを大切に思ってくれているんだろうか、という悲しい気持ち。

こうしたお互いの気持ちを、ときにはぶつけあうことも必要かもしれませんが、それが日常になってしまうと、親子ともども疲れ切ってしまいます。

泣いても笑っても、中学受験はお子さんが小6の1月、2月には終わってしまいます。
そしてまさに「親子二人三脚」で歩いてきた時間は、二度と戻ってこない大切な時間です。

そう考えると、今悩んでいることさえ大切な思い出になるんだと思えるものです。

そんな視点を持っておくと、日常が少し変わりそうですね。

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いよいよ春ですね。
かしこい塾の使い方2016年03月16日10時18分

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主任相談員の辻義夫
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