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夏を見据えて苦手克服を

かしこい塾の使い方2016年04月20日20時21分
■どれくらいできているか、できていないか
4月ももう下旬、ゴールデンウィークが迫っていますね。6年生は夏が「天王山」で、それまでにまとまった学習の時間がとれるのはゴールデンウィークくらいしかない、とどこかで耳にしたかもしれませんが、まったくその通りです。
苦手単元や気になる単元は夏までに片付けておかないと、夏からは本格的な入試対策になっていくので、なかなかそういった時間もとれません。
サピックスではゴールデンウィークにGS特訓という授業が行われますが、これは「演習授業」です。いろんな問題を演習し、その結果として見えてきた課題を潰す、というのが演習授業の考え方ですが、これは「ひととおり学習し終えたことが前提」です。
受験に必要な勉強をひととおり終え、身につけた前提で、応用力がついているか、知識に抜け漏れがないかを確かめたり、入試問題に近い実践的な問題への対応力をつけたり、といった目的です。だから、GS特訓で苦手単元が克服できるわけではありません。苦手克服や不安のある単元の補強は、別に時間を取るよう考えておきましょう。
苦手単元を克服するとき問題なのが「どこまでできればいいか」ということです。その単元の、どんな問題までできれば、苦手を克服したといえるのか、ということですね。そしてそれを考える前提になるのが、「今どこまでできていて、何ができないのか」ということです。
■「どこまでできていればいいか」の判断は
苦手科目・苦手単元を学習するとき、「どこまでできていればいいか」を知るとき、もっとも早いのは、塾の先生に聞くことです。「どこまでできていればいいか」は、お子さんそれぞれによって違うからです。もちろん成績とクラス、そして志望校によっても変わります。
塾の先生に聞けない場合は、テスト結果からの判断になりますね。テストでお子さんが間違った問題と、その正答率を確認し、正答率の高い問題で間違っているものを中心に学習すれば、概ね的を射た苦手対策ができます。
■夏を見据えて
サピックスにお通いなら、7月の組分で夏のクラスが決まるので、絶対に結果を出したいところですね。セミナー等でもお伝えしているのですが、7月は3月にくらべてもう一段階難度が上がります。いよいよ入試問題レベルということです(しかも難関校の)。
そんなテストで結果を出すには、やっぱり苦手単元、分野は遅くともゴールデンウィークが終わるまでにはなんとかしておきたいのです。
お子さんが日能研にお通いなら、「拘束時間が長くて苦手対策ができない」という慢性的な不満があるかもしれません。しかしそのような不満があるお母さんの場合「やるべきこと」はわりとはっきりさせておられる場合が多いので、なんとか時間を見つけましょう。
ゴールデンウィーク中も塾の「呼び出し」やイベントなどがあるかもしれませんが、大切なのは優先順位をつけてそれを守ることです。夏を充実したものにするヒントは、ゴールデンウィークの過ごし方にあります。
「手付かず」を多く残したまま夏を迎えないことです。


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夏に備えて今がんばっておきましょう(^^)
かしこい塾の使い方2016年04月20日20時21分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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