中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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夏期講習 第1タームが勝負です

かしこい塾の使い方2016年07月20日18時25分
■夏の準備はできたでしょうか
今日が終業式だったお子さんも多いのではないでしょうか。いよいよ夏休みが始まりますね。もちろん受験生にとって夏は大切なのですが、それにもまして準備が大切だ、という話をいろいろなところでお聞きになると思います。
夏期講習で「これまでの復習を中心に学習する」タイプの塾(日能研・浜学園など)にお子さんがお通いの場合、ついつい「夏期講習で復習するから安心」と考えがちですが、夏期講習の授業を行う先生も「既習範囲」という頭でいますから、初めて習った時のように丁寧には教えてくれません。夏期講習開始まで、あと数日あります。苦手単元がカリキュラムに含まれている場合は、夏期講習の授業までにおさらいをしておきたいですね。
■受験生より大変なのはお母さん!?
さて、長い夏休みと夏期講習会、特に6年生のお子さんは「大忙し」で大変な思いをするわけですが、一方である意味もっと(?)大変な思いをするのがお母さんです。長丁場の夏期講習、塾によっては「お弁当2つ持ち」ということもあるのですが、なにぶん食べ物が傷みやすい季節。とりあえず1つ持たせてあと1つはお母さんが届けに走るという場合もあります。
送り迎えに家庭学習のチェック、宿題を「ただこなすだけ」になっていないかにも目を配らなければなりません。
共働きのご家庭だとさらに大変です。家庭学習に細かく付き合うことが難しい場合の、お子さんへの対応、ご家庭によりさまざまだと思いますが、メモ、ふせん、メール、ラインなど、さまざまなツールやデバイスを駆使してお子さんをサポートするお母さんの姿には、毎年ほんとうに頭が下がります。
お子さんに任せきりにしてしまうと、どうしても毎日を「こなす」ことに一生懸命になってしまいがちです。少なくともお母さん(もちろんお父さんでもいいのですが)がカリキュラムを把握し、やるべきことの優先順位を考える必要があるのが中学受験の現実です。
■タームの切れ目に「振り返り」を
多くの進学塾の夏期講習は、数日通塾し、1日休みという「ターム制」をとっています。このタームの切れ目にしっかり振り返りをしておくことが大切ですね。学年が上がるにつれて夏に塾から「課題」として出されることは多くなりますが、6年生は「全部やるのが当たり前」という感覚は、はじめから持たないほうが良いと思います。
たとえばサピックスでは、4年生・5年生は1日3時間ほどの授業。授業が午前であれば、塾から帰って昼食後に復習、宿題まで済ませても夕方頃までに済ませられそうです。
でもこれが6年生になると1日6時間の拘束、そして過去問の演習もありますから、優先順位をつけることは必須になります。13時〜19時が夏期講習、なんだかんだで家に帰ったら20時くらい、お風呂にも入らなくちゃいけないし・・・と考えると、その日のうちに宿題を全部終わらせるのは難しいかもしれません。6年生は他の塾でも大差無いですね。
少なくとも、その日のうちに「今日何を習ってきたか」を思い出し、記憶を整理する作業はしておきましょう。テキストとノートを見ながら、「これってどういうこと?」「どうしてこの解き方で解くの?」といった質問をお母さんがしてあげ、お子さんが今日習ったことを説明してもらうのです。
これをやっておくと、実際に宿題をするのが次の日の午前になったとしても、けっこうちゃんと覚えているものです。
まずは、第1タームでこの学習サイクルを意識して試し、ターム間の休日に見直しをかけましょう。
充実した夏にしましょう!

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三浦市 小網代の森。首都圏で唯一、源流から河口という「流域」が自然のまま残されている「奇跡の森」。来年はぜひ蛍の季節に行ってみたいものです。
かしこい塾の使い方2016年07月20日18時25分

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主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。