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サピックス 日能研 夏に向けてしておきたいこと

かしこい塾の使い方2016年07月01日15時23分
■6年生は「過去問演習計画」を
夏がもうすぐそこです。
6年生はいよいよ天王山、「勉強に明け暮れる」と言っても過言ではない毎日になるでしょう。夏期講習と併行して、サピックスでは「有名中学入試問題集」という過去問の本が渡され、演習する学校を指定されます。ただでさえ忙しい夏期講習の合間を縫ってです。夏の毎日をイメージ、シミュレーションしてみて、いつ、どのようにやるかを決めておかなければなりません。この過去問演習に関しては、国語科の指示がいちばん細かいようで、提出も「義務」となるようです。
日能研は逆に、過去問をしなさいという指示がやや遅いので、ご家庭によっては「フライング」している場合もあります。あまり早い時期から始めるのもどうかと思いますが、特に首都圏では受験校が多いこと、9月からの日常生活で過去問演習に割くことができる時間が限られることなどもあり、予定は早目にたてておくことをお勧めします。
本命校5年分、併願校2〜3年分を演習すると考えたとしても、併願校の数によっては結構な時間がかかります。制限時間通りに入試問題を解くと、1校、1年度分でも3〜4時間はかかります。解くだけでです。これに答え合わせ、直しの時間まで含めると、さらに1時間やそこらはかかります。
早めの「入試問題過去問演習計画」は必須だと考えておきましょう。
■4年生、5年生が気をつけたいこと
4年生、5年生は、この夏ぜひ気をつけていただけたらと思うことがあります。
1つは、「勉強一色」にしてしまわないということ。
平常時もそうですが、4年生、5年生は6年生にくらべると時間に余裕があります。塾に行く日数も、やるべき課題も少ないのがふつうです。だから、「何度も繰り返して演習させて、次回の授業(テスト)に備える」ということが時間的に可能なのです。でも、これを繰り返してしまうと、勉強を「作業としてこなす」癖がついてしまいがちです。
常に「どうしてそうなるのか」を考えながら問題を解く習慣をなくしてしまわないよう、ときどき学習内容を説明してもらうような機会を意識的に取るようにしましょう。
もう1つは、お子さんが今できていること、そしてこれから解決しなければならないことをはっきりさせ、そのうちいくつかをこの夏解決しておくことです。
4年生は1学期、学習習慣がついたでしょうか。学習サイクルが今ひとつうまく回っていないと感じるなら、夏にその見直しをしておかなければなりませんね。5年生はそろそろ得意・苦手がはっきりしてくる頃です。苦手分野は何か、そしてこの夏何を、いつ、どうやって解決するかを決めておきましょう。
夏が始まってしまうと、時間があると思っていても、意外にあっという間に過ぎていってしまいます。ここ1〜2週間くらいですべきことを決めて夏に臨みましょう。

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雨の季節が終わったら、本格的な夏ですね。


かしこい塾の使い方2016年07月01日15時23分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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