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関東・関西の私立中学受験の費用事情!学校選びのポイントとは?

関東・関西の私立中学受験の費用事情!学校選びのポイントとは?
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私立中学を選ぶ5つのポイント

私立中学を選ぶ5つのポイント

①進学実績

私立中学選びの最大のポイントとなるのが、「進学実績」です。
多くの保護者の方が学校選びの第一優先事項としているのが、その中学校の大学進学実績なのです。
例えば、親が医師のような専門職を仕事としている家庭では、子どもに後を継いでもらいたいと思い、医学部への進学実績が高い中学を狙う傾向にあります。
また、東京大学や京都大学など、旧帝大と呼ばれる学校への進学実績や、現役での進学率が高い学校を選ぶ家庭が多くなっています。

②学校の雰囲気

実際に通学する上でも重要なポイントとなるのが「学校の雰囲気」です。
関東の場合は、「御三家」と呼ばれる中学を目指すなど、ブランドを重視される方もたくさんいます。
関西でも、灘中学などの有名校を目指す方が一定層いますが、「子供に合う学校を選びたい!」「ブランド力で選ぶのは、うちの子には合わないよね...」などという考え方を持つ家庭も多くあります。
つまり、関東よりも関西の方がブランド的価値をあまり考慮せず、「学校の雰囲気」を優先して選ぶ傾向にあるということです。これは首都圏ほど私立中学が多くないため、選択肢が多くないことも一つの理由かもしれません。
自分の子どものタイプを見て、我が子が成長できそうな学校や、学生生活に上手く溶け込めそうな雰囲気の学校を選ぶようにしましょう。

③通学時間

最近の傾向として、自宅からの「通学時間」を重視する家庭が多くなってきています。
そのため、往復で3時間もの通学時間がかかってしまうような環境の学校を最優先で選ぶケースはあまりありません。
例えば、「最上位校じゃなくても、通学時間が片道1時間以内で医学部に強い学校はどこだろう?」という考え方で、受験する私立中学を選ぶ家庭もあります。
子供の負担を考えても、往復2時間以内で通学できる場所を選ばれるといいでしょう。

④入学後の人生計画

入学した後に子どもが何をしたいと考えているか、卒業後に何をさせたいと考えているかなど、「入学後の人生計画」も学校を選ぶポイントです。
また、中学受験というフィルターを通して集まってくる生徒たちは、我が子の生涯の友達になり得る子どもたちといえます。
その学校に入学すると、「どんなタイプの仲間ができそうか」「仲間たちとどのような学校生活を過ごせそうか」などと考えてみるのもいいでしょう。

⑤学校の特色

勉強の中身や、勉強以外でどのような活動に時間を割いているかなど、「学校の特色」もポイントとなります。
私立中学校の特色を把握するためには、さまざまな学校に見学に行ったり、ホームページなどで情報収集をしたりするといいでしょう。
また、学校で行われているイベントをチェックしてみるのもおすすめです。

関東の学費事情

関東の学費事情

関東の私立中学では、ブランド価値のある学校は学費や諸経費が高めの傾向があります。
例えば、学校としてのブランド価値も高い慶應義塾大学の付属中学は、諸経費も高めです。
入学金や学費だけではなく、金額が「一口いくら」と決まっている寄付金を納めなければいけません。
ブランド力のある私立中学に通う支払うお金は、決して安くはないのが現実です。

諸経費の高さには意味がある

各学校においてかかる諸経費は「学校案内」に書かれている金額から、大幅にずれることはありません。
諸経費の金額を確認したいのであれば、学校案内に載っている内容を見れば概ね把握できるかと思います。
ただ、授業料などの諸経費が少し高めの学校は、施設を充実させたり、購買活動に費用を当てたりしています。
学校側としても、諸経費の金額に意味を持たせているということを知っておく必要があるでしょう。

関西の学費事情

関西の私立中学では、大学の付属中学にあたる「エスカレーター校」の諸経費が高めとなっています。
裏を返せば、エスカレーター校以外の学校は、比較的に金銭面で良心的だともいえます。

エスカレーター校でない学校は、入学金は平均20万円から30万円くらい支払わなければいけないのですが、負荷がかかるのはその入学金のみです。
一方で、エスカレーター校の入学金は他の学校に比べたら安めとなっており、15万円ほどで収まります。
しかし、諸経費として70万円程の支払いを求められることもあり、合計すると80万円を超えてしまうこともあります。

そのため、入学金が20万円から30万くらいで収まる大学付属でない学校が、金銭面においては良心的だといえるでしょう。
例えば、大阪星光中学の2015年度の入学金は28万円、高槻中学校の入学金は24万円と、いずれも30万円以内におさまっています。

 

エスカレーター校の特徴

関西で代表的なエスカレーター校には、有名大学である「関関同立」の関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の附属の中学があります。
同志社の場合、入学金は15万円ですが、諸経費という名目で70万円程の一括支払いを求められることになります。
この支払い金額は、一般家庭にとって勇気がいるものですが、諸経費を払っているだけあって施設が美しく他校に比べ非常に充実している点はメリットといえるでしょう。

諸経費が良心的な学校の特徴

諸経費をあまり支払わなくても良い学校ほど、伝統的な木造校舎づくりであったり、補修を重ねた古びた校舎であったりと、決して新しい施設とはいえない傾向にあります。
ただ、大阪星光中学のように、卒業生から寄せらせた寄付金により、学校施設が新しくなることも珍しくありません。
他にも4~5年前、OBの方が「あの校舎で後輩が学ぶのは可哀想」という気持ちから多額の寄付をされ、かなり古くなっていた校舎がキレイになったという学校もあります。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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