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Q. 浜学園の理科の復習テスト・公開テスト対策のために、家庭でどう勉強させればよいか解りません。

浜学園の理科の復習テスト・公開テストについてご相談をお願いします。
テキストや参考書では私が説明できないような内容が出題されており、手の打ちようがないのが実情です。
どうやって勉強させればよいか解りません。

お父様、お母様がご家庭で授業とテスト勉強をフォローされているということですね。すばらしいですね!

実際にどの分野の問題でお困りになられているのかにもよりますが、まず理科の学習において大切なことは、バックグラウンドにあたる、いわゆる一般常識やそうでなくとも中学受験をする上で知っておきたい知識などを、興味をもって吸収していく姿勢です。
知識が増えるほど興味は増し「へ〜、そうなんだ!」という経験が、もっといろいろなことを知りたい、もっと出来るようになりたいという気持ちにつながります。

しかし一方で、貪欲に知識を吸収していくと、中学入試には恐らく必要のないマニアックな知識に触れてしまうこともあるわけです。
塾の理科の授業でも、入試によく出る大切な事柄を中心に授業を進める一方で、生徒たちに対する「興味喚起」の意味で、本来中学入試では扱われない知識や事柄を紹介することもあります。
講師は、中学入試には出題されないとしても、その知識をきっかけにして、様々な分野、未知の分野への興味を持ってほしいと考えるからです。

そんな理由で、実際に塾の理科の勉強をしていると、「これって結局、中学受験に必要な知識なの?」と聞きたくなるような事柄がたくさん出てくるのです。
どの知識も全く無意味というわけではないけれど、入試に頻繁に出てくるかと言われれば、普通の小学生が学習する範囲外のこともたくさんあるのです。

もしかするとお困りになられている問題は、授業の中で講師が伝えていた非常に大切な事かもしれませんし、逆に正解する必要の無かった問題かもしれません。
だから、「この事柄は中学入試の学習の中で、どのような位置づけなのだろう」と思ったときは、一度該当する問題に関して担当講師か、専門的知識を持つ方に質問してみて下さい。
このような視点で整理すると、いろんな事柄に関して優先順位付けができてきます。
おおまかには

  • ①多くの学校で出題される、中学入試では「定番」とされるような知識
  • ②あまり出題されないが、難関校などでは出題されることがある、高度な知識
  • ③小学生がふだん接することがないような、専門的な知識

のように分類できます。

①の知識は、受験生としては必須で、当然身につけておかなければなりません。
塾のテキストや市販の問題集の多くにも掲載されているものです。
②は、塾の応用問題などで見られる高度な知識で、難関校を目指す場合や、理科が得意で積極的に点数を稼ぐ科目と捉える受験生は、知っておくとよい知識。
③は、別に知らなくても差し支えない知識です。
塾の授業では、子どもたちに興味をもたせる目的で「余談」として話題が出ることがあります。

まずは、①をしっかり身につけることが第一です。
だから塾の先生など専門家への質問は、その事柄が①に分類されるかどうかです。
理科が得意科目になった、もっと点数を上げたい、という段階になったら、②の知識も身につけていく必要があるでしょう(というより、自然に身についていくと思います)。

では、③は必要ないのかというと、実はそんなことはありません。

難関校では、あえて小学生が普段接しないような分野の話題を問題に盛り込む学校が増えています(首都圏では麻布中学校、海城中学校などが代表的)。
ふだんから理科的なことがら、身の回りの科学に興味を持っているかを重視しているのです。

だから①⇒②⇒③の優先順位にはなりますが、ふだんあまり馴染みがなかった分野のニュースでも、興味深いものがあったら、お子さんとの間で話題に出して見るよう心がけるのがいいですね。
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