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気になる冬休み 効果的な予定の立て方とは

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更新: 2017年05月12日 公開:

12月になると、気になるのは冬休み・冬期講習です。
今年一年、もうこれはできるようになったと自信を持って言えること、これは不安が残るなと思うことなど、科目や単元によって様々だと思いますが、冬休みはこの1年の見直しの大きなチャンスであることは確かです。

冬期講習で何を身につけるのか

夏休みに行われた夏期講習、お子さんを参加させた方は思い出していただきたいのですが、あまり目的を持たず「なんとなく」行かせてしまって後悔しているという方も多いのではないでしょうか。
講習会の扱いは塾によっても違い、カリキュラムの考え方も様々だから、目的を持って参加することが大切なのです。

塾の冬期講習が、これまでの学習の復習を主なテーマとしているのか、ふだんのカリキュラムの続きをそのまま進めていくのか、といったこともあらかじめわかっておかないと、期待していた効果が得られないことが多いのです。

たとえば、大手進学塾のサピックスでは、講習会中も基本的にカリキュラムが進んでいきます。
若干の復習は含まれるとしても、それまでの復習が冬期講習のカリキュラムの中心である塾にくらべると、違いは小さくありません。

これまでに習った単元の中で、理解が今ひとつ、苦手だというものがあるなら、冬休みになんとか、と大雑把には考えず「冬休み(前後)のいつ、何を」と計画を立てておくことが望ましいのです。

一方、日能研は「講習会は総復習」と位置づけている塾です。
カリキュラムを見て、お子さんに不安がある単元が入っているかどうか、ぜひチェックしておきましょう。
そして講習会を「学び直しの機会」として活用すればいいでしょう。

日能研のように講習会が総復習になっている塾の場合、もうすでにできるようになっている単元がカリキュラムに入っている可能性もあります。
それでも復習して完璧にわかった状態にする、という考え方もよいですが、必要なものを取捨選択するという視点を持つことも、時には大切です。

短い冬休み 事前に予定を立てて上手に過ごす

注意すべきなのは、冬休みは夏休みに比べて短く、年末年始をはさんでバタバタするので、計画を変更する必要があるのに、ずるずるそのまま過ごしてしまった、という結果になることが多いということです。

冬休みが始まる2週間くらい前までには、以下のことを確認し、この冬身につけさせたいことをはっきりさせておきたいものです。

  • (1)学年が変わるまでに復習、確実に身につけさせておきたい単元は何か
  • (2)塾の冬期講習のカリキュラムで、絶対必要なもの、不必要なものは何か
  • (3)冬休み(前後)で、冬期講習のない日、学校が午前中だけの日はいつか

(1)と(2)を把握すれば、冬期講習の何を受講して何を受講しないかの見当がつけられます。
そして(3)を調べておけば、復習に充てたい日を冬休みとその前後まで視野に入れて確保できます。
短縮授業や家庭学習期間、個別懇談などで学校の授業が午前中で終わる日などを、上手に利用するのです。

勉強に関して理想を言えば「毎日コツコツ」ですが、クリスマスや元日などには過度に期待せず、その分冬休み前の短縮授業期間なども活用し、冬休みトータルで、お子さんにどんなことを習得してもらうかを考えるのがよいでしょう。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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