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上手に夏を過ごして成績に結びつける3つのヒント

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更新: 2017年05月17日 公開:

「復習」と「宿題」のスケジュールを決める

夏休みをうまく乗り切るポイントその1は、毎日のスケジュールを決めることです。
塾の夏期講習を受講する場合は、夏期講習のある日、ある時間のスケジュールは決まってしまいますから、まず決めなければならないのは、その復習と宿題に当てる時間です。
別のコラムでも書いているのですが、「復習」と「宿題」を区別することもポイントです。

復習とは、今日何を習ったかを思い出すこと。
これは問題を解くこととはまた別で、問題の考え方や解き方を思い出し、記憶に定着させることです。
宿題は、授業を受けて復習したあとで、さらに自分の力で似たような問題を解くことができるかを確認、練習する作業です。

塾の宿題をちゃんとやっているのに、時間がたったら忘れてしまうというのは、宿題をすることが家庭学習の中心になってしまって、復習がきちんとできていないからです。
作業レベルで「解き方」を覚えてしまい、どうしてそういう考え方をするのか、ということをあまり考えずに宿題をこなしていると、そのような状態になりやすいのです。

塾の進度に関して言えば、毎日のように授業があるため、実はふだんより忙しい夏休み。
「こなすだけ」の学習にならないよう、しっかり「復習の時間」を毎日の中に確保するようにしたいものです。

塾のない日の過ごし方も大切

塾のない日の過ごし方も大切です。まずは、塾がある日にできなかった宿題です。
塾から帰ってきて、その日のうちに全部できるに越したことはないのですが、全部できなかったら宿題よりも復習が優先です。まずは授業内容を思い出すことを優先し、記憶を整理した状態で休みにつき、別日に思い出しつつ演習するのです。

寝る時刻、起きる時刻もできるだけ一定に。
休みだからといって夜更かしや寝坊ばかりでは、かえって体調を崩してしまいます。
夏休みに限りませんが、「朝学習」を採り入れ、起きてからの一連の行動を習慣化するようにするのもよいですね。夏休みは朝学習開始の絶好の機会になります。

塾の夏期講習が毎日のようにあると、なかなか日々の中で学校の宿題にコツコツと費やす時間が取れないもので、ついつい「まとめて」になりがちです。
ドリルなどは朝学習時に割り込ませましょう。

  1. ①学校のドリル
  2. ②塾の漢字や計算問題

というふうな順番で演習し「ウォーミングアップ」として活用するのもおすすめです。
まとめて後に残してしまうと、内容は難しくないとはいえ、それなりに時間と労力を費やさなければならないものです。

お出かけや旅行にも一工夫を

夏休み、お出かけや旅行の予定があるというご家庭も多いもの。
そのお出かけも、ちょっとした工夫で受験に役立つものに変えることができます。
博物館や水族館で楽しく学びながら遊ぶのもいいですし、海岸のタイドプール(潮だまり)などで実際に自然の中で生きている生物を観察することで、本物の「生物同士のつながり(食物連鎖)」を実体験するというのも、生物の理解を深める上で非常に貴重なものです。

海で泳ぐだけでなく、こうした+αの経験ができる場所がないか、あらかじめ調べてから行くのがいいですね、お子さんが受験学年でないなら、お子さん自身に調べてもらうのもいい経験になります。
タイドプールにいる可能性がある生物で危険なものはあるのか、それはどんなものなのかも調べるといいですね。

低学年のうちにこういった経験をしておくと、少なくとも「生物に全く興味が無い」といったお子さんにはならないものです。
塾では4年生でメダカに関して習い、5年生でも、6年生でも、そして入試問題でもよく出てきます。
身近な生物を興味を持って観察できることは、受験生としても大切なことなのです。

長い夏休み、親御さんの企画力でお子さんの興味を存分に引き出し、身のあるものにしましょう!

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
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