中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 -> 受験準備と対策 -> 理科・社会 4年生の学習内容を勉強してテストの実戦力をつけよう

理科・社会 4年生の学習内容を勉強してテストの実戦力をつけよう

このエントリーをはてなブックマークに追加
更新: 2017年05月15日 公開:

受験勉強は4年生から4教科が「基本」

中学受験の勉強を本格的に始めるのは、4年生からとよく言われます(つまり3年生の2月から)。塾では3年生、4年生くらいから算数・国語・理科・社会の4教科対応の授業が用意されていますが、4年生から4教科で受講するのがよいでしょう。

3年生では「勉強」として理科や社会をことさらやらなくても大丈夫ですが、4年生ではやっておくのが賢明です。4年生の理科・社会の学習は、5年生からの詳細な勉強のベースになるからです。

具体的に小4と小5はどう違うか

4年生と5年生の2月から夏休み前までの塾のカリキュラムを見てみましょう。

例)四谷大塚 小4理科カリキュラムと小5理科カリキュラム

小4理科小5理科
いろいろなこん虫気象の観測
鏡と光の進み方天気の変化
磁石空気や水の温度による変化
身の回りの水と空気物のあたたまり方
春のころ(1)星の動き
春のころ(2)月の満ち欠け
太陽の動き季節と生物
月の動きてんびんとばね
植物の育ち方植物のつくりとはたらき(1)
植物のつくりとはたらき植物のつくりとはたらき(2)
空気や水と力植物のつくりとはたらき(3)
星の集まり酸素と二酸化炭素
星座の動き動物とヒトのからだ(1)
夏のころ(1)動物とヒトのからだ(2)
夏のころ(2)
 

4年生のときには「春のころ」「夏のころ」という学習単元が、それぞれ2回ずつあります(もちろん下巻には「秋のころ」「冬のころ」もあります)。ここで学習するのは、その季節に起こるさまざまな出来事であり、植物、動物のようす、気象などの自然現象などを横断的に習うのです。

それが5年生になると「植物のつくりとはたらき(1) 」「植物のつくりとはたらき(2)」というように、より各論の学習になり、分野を横断して学習することがなくなってしまうのです。

ここで大切なことは、模試や入試問題で取り扱われる問題の多くは「総合問題」であって、4年生で学習した内容をベースに5年生以降に詳細を学習したお子さんが有利なのです。5年生から受験勉強を始めたお子さんが、ふだんの復習テストや週例テストでは点を取れるのに、大きなテストになると点が取れないのは、このあたりにも原因があるのです。

4年生のテキスト、そしてふだんのテスト直しで学習

社会も同様で、4年生はより大きなくくりで概要を習い、5年生でその詳細を学習していくカリキュラムになっていますから、高学年になっても4年生のテキストに立ち返るのは非常に有効な手段です。大きなテストの問題は、単元ごとにぶつ切りで出されるのではなく、「春になるとカエルが冬眠から覚め、森林ではカタクリが花を咲かせ、南の国から燕がやってくる」といった出題になっているからです。

5年生から受験勉強を始めたお子さんは、大きなテストがあったときに、その問題を題材に勉強するというのもいい方法です。自分が間違った問題をなおすだけでなく、間違った分野を過去の塾のテキストや問題集(そのために4年生用のテキストを入手してもいいでしょう)で復習するのです。

このように、4年生の学習内容をうまく身につけて、テストの「実戦力」をつけていくのもいい方法ですね。

以上、4年生で学習する内容の大切さについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。ぜひお子さんのふだんの学習に採り入れてみてくださいね。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
メルマガ会員限定特典メルマガ会員限定特典
Copyright (c) 2008- 中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 All rights reserved.