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Q.「図形と比」の単元に入ってから、希学園の復習テストで得点が取れなくなりました。

現在、希学園に通う小学5年生の女子です。「図形と比」の単元に入ってから、急激に復習テストの得点が取れなくなりました。
子供は宿題プリントを必至に仕上げ、裏面まで使ってやり直しをしています。
これだけ取り組んで復習テストの得点がとれないと、この先、6年生になったときどうなるのか不安で仕方がありません。


平面図形の求積問題(いわゆる、「斜線部分の面積を求めなさい」のような問題)までは見つかりにくかった弱点が、「図形と比」の単元で明らかになることはよくあることです。
そこで以下の3点について、ご家庭でご確認して見て下さい。

① 正三角形や正六角形が「それらしく見える」ように描くことが出来る。
② すぐに与えられた図形に目を向けて問題を解いている。
③ 宿題プリントに描く図形が問題図の「丸写し」になっている。

上記で当てはまることがありましたら、以下の対策に挑戦みて下さい。

①の場合の対策
思ったように図形を描くことが出来ない場合は、正三角形や正六角形から浮かび上がってくる「図形の特性」が見えない可能性があり、そのために解法を思いつくことが出来ないお子様がおられます。
塾では「フリーハンド」で図形を描くように指導されているかも知れませんが、一度、コンパスや分度器、定規を使って、「図形のバランス」を手と目で覚え直しましょう。
②の場合の対策
オリジナル教材の場合は一概に言えないのですが、通常の入試問題では、図形問題の解法のヒントは問題文そのものに隠れていることが多いのです。
しかし、これまでは「見た目」で問題がスラスラと解けたために問題文中のヒントを探す必要が無く、その経験から「見た目で解くという解法が図形問題の正しい解き方」という固定観念を生んでしまっていることがあります。
高学年の問題で行き詰まった時は、「問題文を先に読み、その途中で図に目をやって題意を確認する。」ことを試してみて下さい。
③の場合の対策
②の取り組みの延長になります。図形問題が得意な子供には2タイプあります。
その一つは「天才型」で「それしか考えようが無い」といった感じで答えが浮かび上がってくるタイプです。
もう一つのタイプは、「図を自分で描く」子供です。ここでいう「描く」とは、問題に与えられた図をそのまま写すということでなく、②で取り組んだ「問題文を先に読み、その途中で図に目をやって題意を確認する。」
と同時進行で、確認したところまでを描くということです。この方法をマスターすると、各小問に必要な線だけが図にかかれますので、方針がたてやすく、また、図をかきあげる過程で「図形の特性(例:ここに二等辺三角形が隠れているぞ!)」にも気付く機会が増えますので条件の見落としが減ります。一度、挑戦してみて下さい。
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